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第 2 部: リソース フォレスト トポロジでの Lync Server 2010 の展開

 

トピックの最終更新日: 2011-08-18

このセクションのトピックでは、リソース フォレストのトポロジで Lync Server 2010 を構成する方法について説明します。リソース フォレストのトポロジでは、単一のリソース フォレストに、Lync Server を実行するすべてのサーバーと、ユーザー フォレストのログイン可能な各アカウントに対する無効なユーザー アカウントが含まれます。

ケース 1

Lync Server と Microsoft Exchange Server が 1 つの Active Directory フォレストに展開されていて、すべてのログオン可能なユーザー アカウントが別の Active Directory フォレストに存在する場合は、リソース フォレストではサーバーのみがホストされ、プライマリ ユーザー アカウントは保持されません。ユーザー フォレストのプライマリ ユーザー アカウントは、無効なユーザー アカウントとして表されます。アカウント フォレストからの、プライマリ ユーザー アカウントの ObjectSID は、リソース フォレストの対応する無効なユーザー アカウントの msRTCSIP-OriginatorSID 属性にマップされて、シングル サインインできるようになります。このような無効なユーザー アカウントは、Lync Server については有効であり、Microsoft Exchange Server についてはメールが有効です。

important重要:
Microsoft Exchange Server を展開する場合は、Lync Server を Microsoft Exchange Server と同じフォレストにインストールすることをお勧めします。

ケース 2

Lync Server と Microsoft Exchange Server を異なるフォレストに展開する場合は、Microsoft Forefront Identity Manager 2010 または Microsoft Identity Lifecycle Manager 2007 FP1 を使用してカスタム管理エージェントを作成し、異なるユーザー フォレストのユーザーを、Lync Server が展開されているリソース フォレストに無効なユーザー アカウントとして同期する必要があります。また、Exchange ユニファイド メッセージング (UM) および他の Lync Server を Office 統合シナリオに対して有効にするには、Microsoft Exchange Server フォレストおよび Lync Server フォレストの proxyAddresses の一覧に msRTCSIP-PrimaryUserAddress を追加し、両方のフォレストの間に双方向の信頼を確立する必要があります。