RTC サンプル : ランタイム エラー チェック

RTC サンプルでは、C ランタイム ライブラリのランタイム エラー チェック機能の使い方を示します。

このプロジェクトを開発環境に読み込む場合、次の 2 つのカスタム ビルド構成があります。

  • [No CRT]
    C ランタイム ライブラリを使用せず、カスタマイズされたエラー レポートを使用します。

  • 標準
    C ランタイム ライブラリとそのエラー レポート機構を使用します。

報告されるバグの原因となるコードは、rtcsamp.cpp ファイルに含まれています。

セキュリティに関するメモセキュリティに関するメモ

このサンプル コードは概念を示すためのものであり、その概念に関連するコードのみを示しています。 特定の環境について必ずしもセキュリティ要件を満たしていませんので、そのまま使用しないでください。 セキュリティおよびエラー処理コードを追加して、プロジェクトをより安全かつ堅牢にすることをお勧めします。 これらのサンプル コードは、現状有姿のままで提供されるものであり、一切保証されていません。

サンプルとそのインストール手順を取得するには

Visual Studio のサンプルにアクセスするには

  • [ヘルプ] メニューの [サンプル] をクリックします。

    既定では、これらのサンプルは drive:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\Samples\ にインストールされています。

  • このサンプルの最新バージョンと他のサンプルの一覧については、MSDN Web サイトの Visual Studio のサンプルを参照してください。

サンプルのビルドと実行

このサンプルをビルドして実行するには

  1. rtcsample.sln ソリューション ファイルを開きます。

  2. [ビルド] メニューの [ビルド] をクリックします。

  3. [デバッグ] メニューの [デバッグなしで開始] をクリックします。

このプロジェクトをデバッグする場合は、Visual Studio デバッガーのランタイム エラー チェックが使用されます。 つまり、デバッガーのエラー レポート機構が使用されます。 デバッガーによるランタイム エラー チェックのレポート機能のサポートは、C ランタイム ライブラリを使用するかどうかには関係ありません。

追加情報

ランタイム エラー チェックの詳細については、以下のトピックを参照してください。

キーワード

このサンプルでは、次のキーワードを使用します。

_RTC_error_fn; _RTC_ErrorNumber; _crt_rtc_init; _rtc_geterrdesc; _rtc_initialize; _rtc_seterrorfunc; _rtc_terminate; catch_rtc_failure; defined; interlockedexchange; intrinsic; messagebox; sleep; sprintf_s; strcat_s; strcpy_s; va_arg; va_end; va_start; vsprintf_s; winmain

参照

その他の技術情報

一般的なサンプル