ParameterDefaults 要素 (ICF)

[アーティクル]
12/15/2008

インスタンス構成ファイル (ICF) 内で使用しているパラメータの既定値を指定します。1 つ以上の Parameter 要素を記述できます。

構文

<NotificationServicesInstance>
    <ParameterDefaults>

要素の特性

特性	説明
データ型	なし。
既定値	なし。
個数	NotificationServicesInstance 要素につき 1 個 (省略可)。
更新	インスタンスの更新時に追加および削除できます。

要素の関係

関係	要素
親要素	NotificationServicesInstance 要素 (ICF)
子要素	ParameterDefaults の Parameter 要素 (ICF)

解説

ParameterDefaults セクションでは、ICF で使用されているパラメータの既定値を定義します。ICF 内のパラメータが記述されたすべての箇所で、Notification Services によって値が代入されます。

たとえば、ICF 内の複数の場所で同じディレクトリパスを使用する場合があります。この場合、それぞれの場所でパスを入力すると、パスを変更する際にすべての場所で変更しなければならなくなります。代わりに %BaseDirPath% などのパラメータを使用すると、値を ICF の ParameterDefaults セクションで 1 回定義するだけで済みます (以下の例を参照してください)。

インスタンスを作成または更新するときにパラメータ名と値を指定することにより、ParameterDefaults の値を変更することができます。

パラメータの既定値を指定しない場合は、ParameterDefaults セクション全体を ICF から省略するか、子要素に空タグを使用してください。

使用例

次の例では、2 つの既定値を含む完全な ParameterDefaults 要素を示しています。ICF 内のすべての場所で、%BaseDirPath% が "C:\NS" に、%DBSystem% が "SQL10" に、それぞれ置き換えられます。

<ParameterDefaults>
    <Parameter>
        <Name>BaseDirPath</Name>
        <Value>C:\NS</Value>
    </Parameter>
    <Parameter>
        <Name>DBSystem</Name>
        <Value>SQL10</Value>
    </Parameter>
</ParameterDefaults>

参照

ParameterDefaults 要素 (ICF)

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関連項目

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