FileSpec 要素 (ADF)

アプリケーション データベースのデータ ファイルを定義する要素が含まれます。

構文

<Database>
    <NamedFileGroup>
        ...
        <FileSpec>

要素の特性

特性	説明
データ型	なし。
既定値	なし。
個数	NamedFileGroup 要素につき 1 個以上 (必須)。
更新	追加、削除、および変更はできません。

要素の関係

関係	要素
親要素	NamedFileGroup 要素 (ADF)
子要素	FileSpec の LogicalName 要素 (ADF) FileSpec の FileName 要素 (ADF) FileSpec の Size 要素 (ADF) FileSpec の MaxSize 要素 (ADF) FileSpec の GrowthIncrement 要素 (ADF)

解説

FileSpec 要素には、FileGroupName 要素で指定されたファイル グループに存在するデータ ファイルに関する情報が含まれています。NamedFileGroup 要素では、1 つ以上の FileSpec 要素を指定できます。

メモ :
省略可能な子要素を定義しない場合は、ADF から子要素を除外します。

Notification Services インスタンスの作成後にデータベースを変更するには、SQL Server Management Studio などの Microsoft SQL Server のツールを使用してください。

データベース プロパティの指定方法の詳細については、「CREATE DATABASE (Transact-SQL)」の <filespec> セクションの説明を参照してください。

使用例

次の例は、設定された FileSpec ノードを示しています。ここでは、StockPrimary データ ファイルに関する情報が指定されています。

<FileSpec>
    <LogicalName>StockPrimary</LogicalName>
    <FileName>C:\SQLData\StockPrimary.mdf</FileName>
    <Size>2GB</Size>
    <MaxSize>5GB</MaxSize>
    <GrowthIncrement>500MB</GrowthIncrement>
</FileSpec>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

その他の技術情報

アプリケーション データベースの定義
インスタンスとアプリケーションの更新
CREATE DATABASE (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手