Vacuum 要素 (ADF)

古いイベント データおよび通知データをアプリケーション データベースから削除する、データ削除処理で使用する設定が含まれます。

構文

<ApplicationExecutionSettings>
    ...
    <Vacuum>

要素の特性

特性 説明

データ型

なし。

既定値

なし。

個数

ApplicationExecutionSettings 要素につき 1 個 (省略可)。

更新

アプリケーションの更新時に追加および削除できます。

要素の関係

関係 要素

親要素

ApplicationExecutionSettings 要素 (ADF)

子要素

RetentionAge 要素 (ADF)

VacuumSchedule 要素 (ADF)

解説

Vacuumer では、イベントや通知の古いデータがアプリケーション データベースから削除されます。Vacuumer 処理の詳細については、「古いアプリケーション データの削除」を参照してください。

Vacuumer スケジュールを重複して指定することはできません。スケジュールが重複している場合、Notification Services は、前の Vacuumer 処理を中止してから次の Vacuumer 処理を開始します。

Vacuum 要素とその子要素を省略した場合、Vacuumer 処理は実行されず、古いデータはアプリケーション データベースから自動的に削除されません。

使用例

3 日間のデータ保有期間 (P3DT00H00M00S) を定義し、毎日午前 3:00 から午前 5:00 (UTC) までと午後 11:00 から午前 1:00 (UTC) までの間 Vacuumer 処理を実行するように構成する例を次に示します。

<Vacuum>
    <RetentionAge>P3DT00H00M00S</RetentionAge>
    <VacuumSchedule>
        <Schedule>
            <StartTime>23:00:00</StartTime>
            <Duration>P0DT02H00M00S</Duration>
        </Schedule>
        <Schedule>
            <StartTime>03:00:00</StartTime>
            <Duration>P0DT02H00M00S</Duration>
        </Schedule>
    </VacuumSchedule>
</Vacuum>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

その他の技術情報

データ削除の構成
インスタンスとアプリケーションの更新

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手