ExpirationAge 要素 (ADF)

対応する通知クラスの未送信メッセージが有効期限切れかどうかを判断する基準となる経過時間を指定します。

構文

<NotificationClasses>
    <NotificationClass>
        ...
        <ExpirationAge>

要素の特性

特性 説明

データ型

duration

既定値

ありません (通知に有効期限は設定されません)。

個数

NotificationClass 要素につき 1 個 (省略可)。

更新

アプリケーションの更新時に追加、削除、および変更できます。

要素の関係

関係 要素

親要素

NotificationClass 要素 (ADF)

子要素

なし。

解説

ExpirationAge の指定を省略した場合、通知に有効期限は設定されません。この場合は、再試行スケジュールの制限値を限度として、すべての通知の配信が継続して試行されます。

配信時、Notification Services は、ExpirationAge 値により有効期限の切れた通知を無視します。

XML の duration データ型の書式は、PnYnMnDTnHnMnS です。XML のデータ型の詳細については、Microsoft MSDN® ライブラリの「Primitive XML Data Types」を参照してください。

使用例

次の例では、有効期限を 1 時間 30 分に設定しています。通知がこの期間内に送信されなかった場合、再試行スケジュールに関係なく、Notification Services はそれ以降のすべての配信の試行について該当する通知を無視します。

<ExpirationAge>PT01H30M00S</ExpirationAge>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

その他の技術情報

通知の有効期限の指定
インスタンスとアプリケーションの更新

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手