Parameter 要素 (ADF)

単一のアプリケーション パラメータの定義が含まれます。

構文

<ParameterDefaults>
    <Parameter>

要素の特性

特性 説明

データ型

なし。

既定値

なし。

個数

ParameterDefaults 要素につき 1 個以上 (必須)。

更新

アプリケーションの更新時に追加および削除できます。

要素の関係

関係 要素

親要素

ParameterDefaults 要素 (ADF)

子要素

Parameter の Name 要素 (ADF)

Parameter の Value 要素 (ADF)

解説

ADF では、任意の要素の値にパラメータを使用できます。パラメータは %ParameterName% の形式をとります。これらのパラメータの値は、次の 2 つの場所で指定できます。

  • ADF の ParameterDefaults セクション
  • インスタンス構成ファイル (ICF) の Application/Parameters セクション

また、ICF 内でパラメータを使用することもできます。ICF は、パラメータの値を指定するための別の方法になります。詳細については、「インスタンス構成ファイルでのパラメータの使用」を参照してください。

使用例

次の例は、SysName パラメータの定義方法を示しています。ADF 内の文字列 %SysName% が記述されたすべての箇所で、Microsoft SQL Server Notification Services によって値 SERVER01 が代入されます。

<Parameter>
    <Name>SysName</Name>
    <Value>SERVER01</Value>
</Parameter>

この結果、ADF で SystemName 要素が

<SystemName>%SysName%</SystemName>

と指定された場合、インスタンスの作成時に Notification Services によってパラメータが置き換えられ、有効な SystemName 定義が次のようになります。

<SystemName>SERVER01</SystemName>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

その他の技術情報

アプリケーション定義ファイル (ADF) でのパラメータの使用
インスタンスとアプリケーションの更新

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手