NotificationBatchSize 要素 (ADF)

ダイジェスト配信を使用して送信されない通知の場合は、NotificationBatchSize は通知クラスのバッチあたりの最大通知数を指定します。ダイジェスト通知の場合は、NotificationBatchSize は作成される通知バッチの数を指定します。

構文

<NotificationClasses>
    <NotificationClass>
        ...
        <NotificationBatchSize>

要素の特性

特性 説明

データ型

負でない integer

既定値

0。この場合、標準通知ではバッチあたりの通知数は無制限で、ダイジェスト通知ではバッチあたりの通知数は 1 になります。

個数

NotificationClass 要素につき 1 個 (省略可)。

更新

アプリケーションの更新時に追加、削除、および変更できます。

要素の関係

関係 要素

親要素

NotificationClass 要素 (ADF)

子要素

なし。

解説

Standard Edition では、NotificationBatchSize は 0 に設定するか、指定しないでください。

ダイジェスト配信を使用して送信されない通知の場合、NotificationBatchSize の値は、単一のルール実行からの通知バッチに含めることのできる最大通知数を指定します。単一のルール実行から生成された通知の数が NotificationBatchSize 値を超えた場合、Notification Services は複数の通知バッチを作成します。1 つの通知バッチ内の通知は、マルチキャスト配信の対象にすることができます。

ダイジェスト配信の場合、NotificationBatchSize は、各バッチのサイズではなく、ジェネレータの 1 回の呼び出しで許可されている通知バッチの数を指定します。これは、大量の通知で使用できるようにするためです。生成された通知が少なければ、通知バッチの数は指定の値と異なる場合もあります。

使用例

ダイジェスト配信を使用していない場合に、通知バッチのサイズを 100 通知に制限する例を次に示します。

<NotificationBatchSize>100</NotificationBatchSize>

ダイジェスト配信の場合、ジェネレータが 1 回の呼び出しにつき (約) 2 つの通知バッチを生成する例を次に示します。1 つのバッチ内の通知はダイジェスト配信に結合することができます。

<NotificationBatchSize>2</NotificationBatchSize>

参照

関連項目

DigestDelivery 要素 (ADF)
アプリケーション定義ファイルのリファレンス

その他の技術情報

通知バッチ サイズの指定
インスタンスとアプリケーションの更新

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手