Version 要素 (ICF)

インスタンス構成ファイル (ICF) のバージョン番号が含まれます。

構文

<NotificationServicesInstance>
    ...
    <Version>

要素の特性

特性 説明

データ型

なし。

既定値

なし。

個数

NotificationServicesInstance 要素につき 1 個 (省略可)。

更新

インスタンスの更新時に、追加または削除して適用できます。

要素の関係

関係 要素

親要素

NotificationServicesInstance 要素 (ICF)

子要素

Major 要素 (ICF)

Minor 要素 (ICF)

Build 要素 (ICF)

Revision 要素 (ICF)

解説

ICF が準拠する Microsoft SQL Server Notification Services のバージョンを指定する場合や、独自のバージョン番号を使用して ICF のバージョンを追跡する場合は、Version 要素を使用します。

初めてデータベースを作成するときにバージョン番号を指定しなかった場合、インスタンス データベースのバージョンとして Notification Services によって 0.0.0.0 が入力されます。以降の更新では、Notification Services によってデータベースから取得された最も新しいバージョン番号が使用されます。

インスタンスを更新すると、ICF またはアプリケーション定義ファイル (ADF) に加えられた変更にかかわらず、常に Notification Services によってデータベースにバージョン番号が入力されます。

使用例

次の例では、ICF のバージョンとして 2.0.1.1 を指定する完全なバージョン要素を示します。

<Version>
    <Major>2</Major>
    <Minor>0</Minor>
    <Build>1</Build>
    <Revision>1</Revision>
</Version>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

概念

インスタンス構成ファイルのリファレンス

その他の技術情報

インスタンスのバージョンと履歴の指定
インスタンスとアプリケーションの更新

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手