例外メッセージ ボックスのプログラミング

例外メッセージ ボックスは、Microsoft SQL Server 2005 のグラフィッカルなコンポーネントと共にインストールされ、これらのコンポーネントで使用するプログラム インターフェイスです。例外メッセージ ボックスは、サポートされるマネージ アセンブリです。アプリケーションで例外メッセージ ボックスを使用することで、メッセージ エクスペリエンスを高い柔軟性で制御し、ユーザーが後で参照できるようにエラー メッセージを保存したり、メッセージのヘルプを表示できるようにすることができます。

Microsoft.SqlServer.ExceptionMessageBox 名前空間の ExceptionMessageBox クラスには、MessageBox クラスなどの全機能が含まれています。ExceptionMessageBox はマネージ コード例外を効率よく処理できるように設計されており、MessageBox の使用が考えられる作業に最適です。例外メッセージ ボックスを使用することで、次のことが可能になります。

  • カスタマイズされたボタン テキストを最大 5 個まで提供できます。ボタンやダイアログ ボックスのサイズは、各テキストの長さに応じて自動的に変更されます。
  • メッセージのタイトル、テキスト、ボタン テキスト、ヘルプ リンクがある場合は、ユーザーがこれらをクリップボードにコピーしたり、この情報を電子メール メッセージで送信できます。
  • ユーザーが [追加情報] をクリックすると、階層リレーションシップを表すツリー形式で、基になる例外やエラーをすべて表示できます。
  • 同じ例外が再度発生した場合に、メッセージを表示するかどうかをユーザーが決定できます。
  • 例外に関連付けられたヘルプ リンクを使って、オンライン ヘルプ システムにアクセスできます。

詳細については、「例外メッセージ ボックスをプログラムする方法」を参照してください。