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サブスクリプション管理プロジェクトの開始

Notification Services サブスクリプション管理 API は、マネージ コードで記述されます。Microsoft .NET Framework 共通言語ランタイム (CLR) によってサポートされる言語であればどの言語でもインターフェイスを開発することができます。COM 相互運用を通じてネイティブ コードで開発することもできます。

アプリケーションの開発を開始する場合は、正しいアセンブリ参照を定義し、Notification Services のインスタンスが登録されているかどうか、およびインターフェイスが適切な権限を持つアカウントを使用しているかどうかを確認する必要があります。次の情報を使用してサーバーとソリューションを設定します。

参照

Notification Services サブスクリプション管理 API を使用してサブスクリプション管理インターフェイスを構築するには、コード内で次のアセンブリを参照する必要があります。

  • Microsoft.SqlServer.NotificationServices.dll。すべてのサブスクリプション管理インターフェイスに必要です。
  • Microsoft.SqlServer.NotificationServices.Rules.dll。条件を含むサブスクリプションを管理するために必要です。

Notification Services をインストールすると、これらのアセンブリが登録されます。DLL ファイルは、Notification Services bin フォルダにあります。このフォルダの既定の場所は、C:\Program Files\Microsoft SQL Server\90\NotificationServices\n.n.nnn\bin です。この n.n.nnn はバージョン番号です。

インスタンスとアプリケーション プロパティを列挙する場合は、Notification Services 管理オブジェクト (NMO) を含む Microsoft.SqlServer.Management.Smo.dll アセンブリへの参照を追加する必要が生じる場合があります。このアセンブリの既定の場所は、C:\Program Files\Microsoft SQL Server\90\SDK\Assemblies です。

インスタンスの登録

サブスクリプション管理インターフェイスを実行するサーバーで、Notification Services のインスタンスを登録する必要があります。登録には、Notification Services インスタンスおよびアプリケーション データベースに関する情報が含まれます。

サブスクリプション管理アプリケーションの配置の詳細については、「サブスクリプション管理インターフェイスの配置」を参照してください。

Windows 認証と SQL Server 認証

サブスクリプション管理インターフェイスには、サブスクライバとサブスクリプション データを管理するための正しい権限が必要です。

サブスクリプション管理インターフェイスを実行するアカウントは、インスタンス データベースとアプリケーション データベースをホストするデータベース エンジン のインスタンスにログインできることが必要です。ログインは、Windows 認証または SQL Server 認証を使用できます。

アカウントは、インスタンス データベースとアプリケーション データベースにログインすることができ、それらのデータベースの NSSubscriberAdmin データベース ロールのメンバであることが必要です。

サブスクリプション管理アプリケーションの配置の詳細については、「サブスクリプション管理インターフェイスの配置」を参照してください。

参照

概念

サブスクリプション管理 API
Notification Services データベース ロール

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手