効率的なサブスクリプション ルールの作成

アプリケーション ルールで使用する Transact-SQL ステートメントが高速に実行されるように最適化することは非常に重要です。ルールのパフォーマンスは、Notification Services システム全体の実行速度を左右します。ルールの実行速度が速いほど、アプリケーション情報のメンテナンスと通知データの生成に要する時間が短くて済みます。通知生成ルールを高速化すると特に、その効果が顕著に現れます。

アクション

通知生成ルールをできるだけ効率的なものにするには、WHERE 句を短くし、長い引数を指定しないようにします。

WHERE 句内で OR 演算子を多用すると、テーブルの読み込みが余分に発生するため、ステートメントの処理時間が長くなり、Notification Services システムの処理速度が低下します。

アクションと条件アクション

イベント テーブル、サブスクリプション テーブル、記録テーブルにインデックスを作成すると、ルールのパフォーマンスを向上できます。インデックスの定義の詳細については、次のトピックを参照してください。

SQL Server には、クエリのパフォーマンスを最適化するためのツールとガイドラインが用意されています。これらのツールとガイドラインを活用して、効率的な通知生成クエリを設計するようにしてください。詳細については、「クエリのチューニング」を参照してください。

参照

概念

サブスクリプション ルールの定義
イベント ルールの定義
定期的なルールの定義
アクションの定義
条件アクションの定義

その他の技術情報

インデックス
クエリのチューニング

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手