sp_OASetProperty (Transact-SQL)

OLE オブジェクトのプロパティ値に新しい値を設定します。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_OASetProperty objecttoken , propertyname , newvalue [ , index... ]

引数

  • objecttoken
    以前に sp_OACreate で作成した OLE オブジェクトのオブジェクト トークンを指定します。
  • propertyname
    新しい値を設定する OLE オブジェクトのプロパティ名を指定します。
  • newvalue
    プロパティの新しい値を指定します。指定する場合は、適切なデータ型の値にする必要があります。
  • index
    インデックス パラメータです。指定する場合、index は適切なデータ型の値にする必要があります。

    プロパティの一部はパラメータを持っています。このようなプロパティをインデックス付きプロパティと呼び、そのパラメータをインデックス パラメータと呼びます。1 つのプロパティが複数のインデックス パラメータを持つことができます。

    ms174374.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    このストアド プロシージャのパラメータは、名前ではなく位置で指定します。

権限

sysadmin 固定サーバー ロールのメンバシップが必要です。

戻り値

成功した場合は 0、失敗した場合は OLE オートメーション オブジェクトによって返される HRESULT の 0 以外の整数値を返します。

HRESULT の戻り値の詳細については、「OLE オートメーションのリターン コードとエラー情報」を参照してください。

次の例では、以前に作成した SQLServer オブジェクトの HostName プロパティに新しい値を設定します。

EXEC @hr = sp_OASetProperty @object, 'HostName', 'Gizmo'
IF @hr <> 0
BEGIN
   EXEC sp_OAGetErrorInfo @object
    RETURN
END

参照

関連項目

OLE オートメーション ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

その他の技術情報

OLE オートメーションのサンプル スクリプト

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手