<EventClassName> ビュー

Notification Services は、アプリケーションで定義された各イベント クラスに対して 1 つのビューを作成します。このビューは、イベント クラスと同じ名前を持ち、アプリケーションのスキーマ内に配置されます。たとえば、アプリケーションに WeatherData という名前のイベント クラスがあり、アプリケーション スキーマが News の場合、ビューは News.WeatherData になります。

このビューを使用して、イベント クラスにイベント データを送信できます。

ビュー列

データ型 説明

EventId

bigint

イベント識別子です。これは、IDENTITY 列です。Notification Services は、イベントの挿入時にイベント ID を判別します。このビューにデータを挿入する場合には、EventId 値は NULL にする必要があります。

EventClassFieldName(1-n)

application-defined

イベント クラスで指定されたすべての列も、このビューに表示されます。

解説

データをこのビューに挿入すると、Notification Services は挿入ごとに 1 つのイベント バッチを作成します。作成されたイベント プロバイダ名は NULL で、基になるイベント テーブルに保存されます。

データを挿入するには、アプリケーションとサブスクライバが有効である必要があります。

権限

このビューは、NSEventProviderNSRunService、および db_owner の各データベース ロールと、sysadmin サーバー ロールのメンバで使用できます。

CityDateLowHigh、および Forecast という名前のフィールドを持つイベント クラスがある場合は、次の INSERT ステートメントを使用してイベント データをイベント クラスに挿入できます。

USE TutorialWeather;
GO
INSERT INTO dbo.WeatherData (City, Date, Low, High, Forecast)
VALUES (N'Shoreline', GetDate(), 40, 55, N'Partly Cloudy');
GO

参照

関連項目

INSERT (Transact-SQL)
Notification Services のビュー

その他の技術情報

イベント プロバイダの定義
カスタム イベント プロバイダ
イベント コレクション アーキテクチャ
イベント プロバイダの定義
インスタンス、アプリケーション、またはコンポーネントの有効化および無効化

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手