sp_unregister_custom_scripting (Transact-SQL)

sp_register_custom_scripting を実行して登録されたユーザー定義カスタムストアドプロシージャまたは Transact-SQL スクリプトファイルを削除します。このストアドプロシージャは、パブリッシャ側でパブリケーションデータベースについて実行されます。

構文


sp_unregister_custom_scripting [ @type  = ] 'type'
    [ , [ @publication = ] 'publication' ]
    [ , [ @article = ] 'article' ]

[ @type = ] 'type'
削除するカスタムストアドプロシージャまたはスクリプトの種類を指定します。type のデータ型は varchar(16) で、既定値はありません。次のいずれかの値を指定できます。

値	説明
insert	登録したカスタムストアドプロシージャまたはスクリプトを、INSERT ステートメントがレプリケートされるときに実行。
update	登録したカスタムストアドプロシージャまたはスクリプトを、UPDATE ステートメントがレプリケートされるときに実行。
delete	登録したカスタムストアドプロシージャまたはスクリプトを、DELETE ステートメントがレプリケートされるときに実行。
custom_script	登録したカスタムストアドプロシージャまたはスクリプトを、データ定義言語 (DDL) トリガの最後に実行。

[ @publication = ] 'publication'
カスタムストアドプロシージャまたはスクリプトを削除するパブリケーションの名前を指定します。publication のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。

[ @article = ] 'article'
カスタムストアドプロシージャまたはスクリプトを削除するアーティクルの名前を指定します。article のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。

sp_unregister_custom_scripting は、スナップショットおよびトランザクションレプリケーションで使用します。

sp_unregister_custom_scripting を実行できるのは、sysadmin 固定サーバーロール、db_owner 固定データベースロールまたは db_ddladmin 固定データベースロールのメンバだけです。