sp_resetstatus (Transact-SQL)

未確認のデータベースの状態をリセットします。

ms188424.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正することを検討してください。 代わりに ALTER DATABASE を使用してください。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_resetstatus [ @dbname = ] 'database'

引数

[ @dbname= ] 'database'

リセットするデータベースの名前を指定します。database のデータ型は sysname で、既定値はありません。

解説

sp_resetstatus では、データベースの未確認フラグがオフにされます。また、このプロシージャによって、sys.databases 内の指定のデータベースのモード列と状態列が更新されます。このプロシージャを実行する前には、SQL Server エラー ログを検討し、すべての問題を解決しておいてください。sp_resetstatus を実行した後は、SQL Server のインスタンスを停止し再起動します。

データベースは、さまざまな理由で未確認の状態になります。その原因としては、オペレーティング システムによるデータベース リソースへのアクセス拒否や、データベース ファイルが利用できな場合や損傷している場合が考えられます。

権限

sysadmin 固定サーバー ロールのメンバシップが必要です。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

次の例では、AdventureWorks データベースの状態をリセットします。

EXEC sp_resetstatus 'AdventureWorks';

参照

関連項目

システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
データベース エンジンのストアド プロシージャ (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手