Share via


sp_setreplfailovermode (Transact-SQL)

サブスクリプションが、フェールオーバーとしてキュー更新を使用する即時更新に対して有効になっている場合、このサブスクリプションのフェールオーバー操作モードを設定できます。このストアド プロシージャは、サブスクライバ側でサブスクリプション データベースについて実行されます。フェールオーバー モードの詳細については、「トランザクション レプリケーションの更新可能なサブスクリプション」を参照してください。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_setreplfailovermode [ @publisher= ] 'publisher'
    [ , [ @publisher_db = ] 'publisher_db' ]
    [ , [ @publication= ] 'publication' ]
    [ , [ @failover_mode= ] 'failover_mode' ]
    [ , [ @override = ] override ]

引数

  • [ @publisher=] 'publisher'
    パブリケーションの名前を指定します。publication のデータ型は sysname で、既定値はありません。パブリケーションは既に存在している必要があります。
  • [ @publisher_db =] 'publisher_db'
    パブリケーション データベースの名前を指定します。publisher_db のデータ型は sysname で、既定値はありません。
  • [ @publication=] 'publication'
    パブリケーションの名前を指定します。publication のデータ型は sysname で、既定値はありません。
  • [@failover_mode=] 'failover_mode'
    サブスクリプションのフェールオーバー モードを指定します。failover_mode のデータ型は nvarchar(10) で、次のいずれかの値を指定できます。

    説明

    immediate または sync

    サブスクライバで行われたデータ変更は、変更の発生時にパブリッシャに一括コピーされます。

    queued

    データ変更は Microsoft SQL Server キューに保存されます。

    ms188788.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    Microsoft Message Queuing は廃止されており、現在はサポートされていません。
  • [ @override= ] override
    内部使用のみです。

解説

サブスクリプションが、フェールオーバーとして即時更新を使用するキュー更新、またはフェールオーバーとしてキュー更新を使用する即時更新に対して有効になっている場合、sp_setreplfailovermode は、そのサブスクリプションのスナップショット レプリケーションまたはトランザクション レプリケーションで使用されます。

権限

sp_setreplfailovermode を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバだけです。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

参照

関連項目

システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

その他の技術情報

更新トランザクション サブスクリプションの更新モードを切り替える方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手