sp_dropapprole (Transact-SQL)

アプリケーション ロールを現在のデータベースから削除します。

ms189819.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正することを検討してください。 代わりに DROP APPLICATION ROLE を使用してください。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_dropapprole [@rolename = ] 'role'

引数

  • [ @rolename = ] 'role'
    削除するアプリケーション ロールの名前を指定します。role のデータ型は sysname で、既定値はありません。role は現在のデータベース内に存在する必要があります。

解説

sp_dropapprole は、アプリケーション ロールを削除する場合にのみ使用できます。ロールがセキュリティ保護可能なリソースを所有している場合、そのロールを削除することはできません。セキュリティ保護可能なリソースを所有しているアプリケーション ロールを削除するには、先にセキュリティ保護可能なリソースの所有権を譲渡するか削除する必要があります。

ユーザー定義のトランザクション内では、sp_dropapprole は実行できません。

権限

データベースに対する ALTER ANY APPLICATION ROLE 権限が必要です。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

次の例では、現在のデータベースからアプリケーション ロール SalesApp を削除します。

EXEC sp_dropapprole 'SalesApp'

参照

関連項目

セキュリティ ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
sp_addapprole (Transact-SQL)
DROP APPLICATION ROLE (Transact-SQL)
sp_changeobjectowner (Transact-SQL)
sp_setapprole (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手