fn_servershareddrives (Transact-SQL)

クラスタ化されたサーバーが使用する共有ドライブの名前を返します。

重要 :
これは Microsoft SQL Server 2000 のシステム関数であり、旧バージョンとの互換性のために用意されています。代わりに sys.dm_io_cluster_shared_drives を使用することをお勧めします。

構文

fn_servershareddrives()

解説

fn_servershareddrives では、このクラスタ化されたサーバーで使用されている共有ドライブの一覧が返されます。これらの共有ドライブは、Microsoft SQL Server リソースと同じクラスタ グループに属します。また、SQL Server のリソースはこれらのドライブに依存しています。

この機能は、ユーザーが利用できるドライブを識別する場合に便利です。

権限

SQL Server インスタンスに対する VIEW SERVER STATE 権限が必要です。

戻りテーブル

現在のサーバーがクラスタ化されたサーバーの場合、fn_servershareddrives では、共有ドライブのドライブ名が返されます。

現在のサーバー インスタンスがクラスタ化されたサーバーではない場合、fn_servershareddrives では空の行セットが返されます。

例

次の例では、fn_servershareddrives を使って、クラスタ化されたサーバー インスタンスにクエリを実行します。

SELECT * FROM fn_servershareddrives()

次に結果セットを示します。

DriveName

--------

m

n

参照

関連項目

sys.dm_io_cluster_shared_drives
fn_virtualservernodes (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース	履歴
2006 年 7 月 17 日	追加内容 : 非推奨に関する注記と sys.dm_io_cluster_shared_drives トピックへのリンクを追加。 変更内容 : 権限はインスタンス レベルで、サーバー レベルではないことを明記。