データベース ミラーリングおよびバックアップと復元

青いデータベース ディスクを示すアイコン このトピックは、複数のファイル グループを含む完全復旧モデルのデータベースだけに関連しています。

データベース ミラーリングは、データベースの可用性を高めるための、主要なソフトウェア ソリューションです。ミラーリングはデータベースごとに実装され、完全復旧モデルを使用するデータベースでのみ機能します。詳細については、「データベース ミラーリングの概要」を参照してください。

ms191235.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
データベースのファイル グループのサブセットのコピーを配布するには、レプリケーションを使用します。ファイル グループ内のオブジェクトのうち、他のサーバーにコピーしたいものだけをレプリケートします。レプリケーションの詳細については、「SQL Server のレプリケーション」を参照してください。

ミラー データベースの作成

プリンシパル データベースのバックアップを復旧せずにミラー サーバーに復元すると、ミラー データベースが作成されます。この復元したデータベースの名前は、元のデータベースと同じ名前のままにする必要があります。詳細については、「ミラーリングのためのミラー データベースの準備」を参照してください。

段階的な部分復元シーケンスの使用がサポートされている場合は、これを使用してミラー データベースを作成できます。ただし、ミラーリングを開始できるのは、すべてのファイル グループを復元し、通常はログ バックアップを復元して、ミラー データベースの状態をプリンシパル データベースの状態に十分近付けてからです。詳細については、「段階的な部分復元の実行」を参照してください。

ミラーリング中のバックアップおよび復元の制限

データベース ミラーリング セッションがアクティブの場合は、次の制限があります。

  • ミラー データベースのバックアップおよび復元は実行できません。
  • プリンシパル データベースのバックアップは可能ですが、BACKUP LOG WITH NORECOVERY オプションは使用できません。
  • プリンシパル データベースの復元は実行できません。

参照

概念

データ ファイルとログ ファイルのセキュリティ保護

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手