CREATE RESOURCE POOL (Transact-SQL)

リソース ガバナ リソース プールを作成します。リソース ガバナは、SQL Server の Enterprise Edition、Developer Edition、および Evaluation Edition でのみ使用できます。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

CREATE RESOURCE POOL pool_name
[ WITH
        ( [ MIN_CPU_PERCENT = value ]
        [ [ , ] MAX_CPU_PERCENT = value ]
        [ [ , ] MIN_MEMORY_PERCENT = value ]
        [ [ , ] MAX_MEMORY_PERCENT = value ] )
]
[;]

引数

  • pool_name
    リソース プールのユーザー定義の名前を指定します。pool_name には、英数字を最大 128 文字まで使用できます。SQL Server のインスタンス内で一意である必要があり、識別子のルールに従っている必要があります。

  • MIN_CPU_PERCENT = value
    CPU の競合がある場合に、リソース プールのすべての要求に保証される平均 CPU 帯域幅を指定します。value は整数で、既定の設定は 0 です。value の許容範囲は 0 ~ 100 です。

  • MAX_CPU_PERCENT = value
    CPU の競合がある場合に、リソース プールのすべての要求に割り当てられる最大平均 CPU 帯域幅を指定します。value は整数で、既定の設定は 100 です。value の許容範囲は 1 ~ 100 です。

  • MIN_MEMORY_PERCENT = value
    このリソース プール用に確保され、他のリソース プールとは共有できないメモリ量の最小値を指定します。value は整数で、既定の設定は 0 です。value の許容範囲は 0 ~ 100 です。

  • MAX_MEMORY_PERCENT = value
    このリソース プールの要求で使用できる合計サーバー メモリを指定します。value は整数で、既定の設定は 100 です。value の許容範囲は 1 ~ 100 です。

説明

MAX_CPU_PERCENT および MAX_MEMORY_PERCENT には、それぞれ MIN_CPU_PERCENT および MIN_MEMORY_PERCENT 以上の値を指定する必要があります。

すべてのリソース プールの MIN_CPU_PERCENT の合計および MIN_MEMORY_PERCENT の合計が、それぞれ 100 を超えないようにしてください。

権限

CONTROL SERVER 権限が必要です。

bigPool という名前のリソース プールを作成する方法を次の例に示します。このプールは、リソース ガバナの既定の設定を使用します。

CREATE RESOURCE POOL bigPool;
GO
ALTER RESOURCE GOVERNOR RECONFIGURE;
GO