SQL Server 2008 で SQLXML がインストールされません。
SQL Server 2008 より前のバージョンでは、SQLXML 4.0 は SQL Server に付属してリリースされ、SQL Server のすべてのバージョン (SQL Server Express を除く) の既定のインストールに含まれていました。SQL Server 2008 以降の SQL Server には、SQLXML の最新バージョン (SQLXML 4.0 SP1) が含まれないようになりました。SQLXML 4.0 SP1 の提供が開始されたときにインストールするには、SQLXML SP1 のインストール場所からダウンロードしてください。
SQL Server で実行されるアプリケーションに SQLXML 4.0 が必要な場合、およびコンピューターに SQL Server 2005 がインストールされていない場合は、SQLXML 4.0 SP1 をダウンロードしてインストールする必要があります。
SQLOLEDB および SQL Server Native Client OLE DB プロバイダーを使用した場合の新しいデータ型による SQLXML 4.0 SP1 の動作
SQL Server 2008 では、SQLXML を利用する開発者が使用できる、次のデータ型が導入されています。
Date
Time
DateTime2
DateTimeOffset
(Windows Data Access Components、以前の Microsoft Data Access Components の) SQLOLEDB または SQL Server 2005 以降の SQL Server Native Client OLE DB と共に SQLXML 4.0 SP1 を使用する場合、これらの新しいデータ型は文字列として表示されます。SQLXML 4.0 SP1 を、SQL Server 2008 以降に付属の SQL Server Native Client OLE DB プロバイダー 10.0 (SQLNCLI.10) と共に使用した場合、この 4 つの新しいデータ型は組み込みスカラー型として有効になります。SQLXML 4.0 SP1 をダウンロードしないと、これらの型を文字列以外の型にマッピングした場合、一部のデータが切り捨てられる可能性があります。たとえば、DateTime2 を xsd:date にマッピングすると、データは SQL Server 2005DateTime の有効桁数である 3.33 ミリ秒に切り捨てられます。