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SQLServer:Resource Pool Stats オブジェクト

SQLServer:Resource Pool Stats オブジェクトには、リソース ガバナのリソース プール統計に関する情報を報告するパフォーマンス カウンタが含まれています。

アクティブな各リソース プールでは、リソース ガバナ リソース プール名と同じインスタンス名を持つ SQLServer:Resource Pool Stats パフォーマンス オブジェクトのインスタンスが作成されます。次の表では、このインスタンスでサポートされるカウンタについて説明します。

カウンタ名

説明

CPU usage %

このプールに属しているすべてのワークロード グループのすべての要求による CPU 帯域幅の使用率。コンピュータを基準に測定され、システムのすべての CPU を基準に正規化されます。この値は、SQL Server プロセスで使用できる CPU の量によって変化します。SQL Server プロセスに割り当てられた内容を基準にして正規化されるのではありません。

CPU usage target %

リソース プールの構成設定とシステムの負荷に基づくリソース プールの CPU 使用率の目標値。

CPU control effect %

リソース プールに対するリソース ガバナの影響。この値は、(CPU usage %) / (リソース ガバナを除いた CPU usage %) で計算されます。

Compile memory target (KB)

クエリ コンパイルの現在のメモリ ブローカ ターゲット (KB 単位)。

Cache memory target (KB)

キャッシュの現在のメモリ ブローカ ターゲット (KB 単位)。

Query exec memory target (KB)

クエリ実行メモリ許可の現在のメモリ ブローカ ターゲット (KB 単位)。この情報は、sys.dm_exec_query_memory_grants で取得することもできます。

Memory grants/sec

1 秒間にこのリソース プールで発生しているメモリ許可の数。

Active memory grants count

メモリ許可の現在の合計数。この情報は、sys.dm_exec_query_memory_grants で取得することもできます。

Memory grant timeouts/sec

メモリ許可の 1 秒あたりのタイムアウト数。

Active memory grant amount (KB)

許可されているメモリの現在の合計量 (KB 単位)。この情報は、sys.dm_exec_query_resource_semaphores で取得することもできます。

Pending memory grant count

キューに保留されているメモリ許可の要求の数。この情報は、sys.dm_exec_query_resource_semaphores で取得することもできます。

Max memory (KB)

リソース プール設定とサーバーの状態に基づいてリソース プールで利用できるメモリの最大量 (KB 単位)。

Used memory (KB)

リソース プールに使用されているメモリ量 (KB 単位)。

Target memory (KB)

リソース プール設定とサーバーの状態に基づいてリソース プールで取得しようとしている目標メモリ量 (KB 単位)。