ゲージにスナップ間隔を設定する方法 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)

スナップ間隔とは、値を丸める際の倍数を定義するものです。既定では、ゲージは、データ ペインで指定したフィールドの正確な値を指し示します。ただし必要であれば、事前に設定した間隔に合わせて、正確な値を切り上げたり、切り捨てたりすることができます。たとえば、ゲージの値が 34.2 であるとき、スナップ間隔として 5 を指定した場合、ゲージ ポインターが指し示す値は 35 になります。ゲージの値が 31.2 であるとき、スナップ間隔として 5 を指定した場合、ゲージ ポインターが指し示す値は 30 になります。

注意

レポート定義 (.rdl) は、Business Intelligence Development Studio のレポート ビルダー 3.0 およびレポート デザイナーで作成および変更できます。これらの作成環境では、レポートおよび関連アイテムの作成方法、開く方法、および保存方法が異なります。詳細については、microsoft.com Web サイトの「レポート デザイナーとレポート ビルダー 3.0 でのレポートのデザイン (SSRS)」を参照してください。

ゲージにスナップ間隔を設定するには

  1. ゲージに表示されている任意の数値をクリックし、スケールを強調表示します。

  2. プロパティ ペインを開きます。

    注意

    プロパティ ペインが表示されない場合は、[表示] タブをクリックして [プロパティ] チェックボックスをオンにします。

  3. [Pointers] プロパティの参照ボタン ([...]) をクリックします。ポインター コレクション エディターが開きます。

  4. [SnappingEnabled] プロパティを True に設定します。

  5. [SnappingInterval] をスナップ間隔を表す値に設定します。実際の値を指定の倍数に丸めた位置までポインターがスナップされます。