テキスト ボックス内のテキストを書式設定する方法 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)
テキスト ボックス内のテキストは、どの部分も個別に書式設定し、1 つのテキスト ボックスにプレースホルダー テキストと静的テキストを混在させることができます。複数の書式を混在させ、プレースホルダー テキストを追加できるこの機能により、文書の差し込みを行ったり、レポート内のテキストに使用するテンプレートを作成したりできます。プレースホルダーを使用することによって、あらゆる式を定義できるほか、それぞれの式に対して、個別に書式を適用することもできます。
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レポート定義 (.rdl) は、Business Intelligence Development Studio のレポート ビルダー 3.0 およびレポート デザイナーで作成および変更できます。これらの作成環境では、レポートおよび関連アイテムの作成方法、開く方法、および保存方法が異なります。詳細については、microsoft.com Web サイトの「レポート デザイナーとレポート ビルダー 3.0 でのレポートのデザイン (SSRS)」を参照してください。 |
テキスト ボックスで複数の書式を混在させるには
[挿入] タブの [テキスト ボックス] をクリックします。デザイン画面をクリックし、次にマウスをドラッグして、必要なサイズのボックスを作成します。
テキスト ボックス内で、書式設定の対象となるテキストを選択します。
選択したテキストを右クリックして、[テキストのプロパティ] をクリックします。
書式設定オプションを設定します。たとえば、[全般] タブには次のオプションがあります。
[ツールヒント] テキスト、または結果がツールヒントになる式を入力します。ツールヒントは、ユーザーがレポートのアイテムの上にポインターを置いたときに表示されます。
[マークアップの種類] 選択したテキストの表示方法を指定するオプションを選択します。
[テキスト形式] 選択したテキストを単純なテキストとして表示します。HTML はリテラル テキストとして処理されます。
[HTML] 選択したテキストを HTML として表示します。プレースホルダーの式の値が有効な HTML タグを含んでいる場合、これらのタグは HTML として表示されます。詳細については、「レポートへの HTML のインポート (レポート ビルダーおよび SSRS)」を参照してください。
[OK] をクリックします。
書式設定の対象となるその他のテキストについても、手順 2. ～ 5. を繰り返します。
同じテキスト ボックス内のテキストとプレースホルダーの書式を個別に設定するには
[挿入] タブの [一覧] をクリックします。デザイン画面をクリックし、次にマウスをドラッグして、必要なサイズのボックスを作成します。[データセットのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。共有データセットまたはレポートに埋め込まれたデータセットを使用できます。詳細については、「[クエリ] ([データセットのプロパティ] ダイアログ ボックス) (レポート ビルダー 3.0)」または「[クエリ] ([データセットのプロパティ] ダイアログ ボックス)」を参照してください。
[挿入] タブの [テキスト ボックス] をクリックします。一覧内をクリックし、次にマウスをドラッグして、必要なサイズのボックスを作成します。
テキスト ボックスのラベルを入力します。たとえば、「My Field」と入力します。
データセットからテキスト ボックスにフィールドをドラッグします。フィールドに対してプレースホルダーが作成されます。
基本的な書式設定の場合は、プレースホルダー テキストを選択し、[ホーム] タブの [フォント] グループにある書式設定オプションのいずれかをクリックします。たとえば、[太字] ボタンをクリックします。
詳細な書式設定オプションの場合は、プレースホルダー テキストを右クリックし、[プレースホルダー プロパティ] をクリックします。
[OK] をクリックします。レポート デザイン ビューで、テキスト ボックスに "My Field: [FieldName]" と表示されます (FieldName はフィールド名)。
[実行] をクリックします。
一覧はフィールド内の値ごとに 1 回繰り返され、プレースホルダー FieldName がデータセット内のそのフィールドの値に置き換わります。
関連項目