レポート マネージャーでのレポートの検索と表示 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)

レポート マネージャーは、レポートの表示機能および管理機能を備えた Web ベースのツールです。これは、レポート サーバー インストールの一部です。レポート マネージャーを開くとき、ブラウザー ウィンドウにレポート マネージャーの URL を入力します。レポート マネージャーを開くには、Microsoft Internet Explorer 6.0 以降を使用する必要があります。レポート サーバーでのレポート マネージャー URL の構成方法の詳細については、システム管理者に問い合わせてください。詳細については、「レポート サーバーと SharePoint レポート サーバー (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。

レポート マネージャーを使用するときに表示される内容は、レポート サーバーに対してシステム管理者が設定した権限によって決まります。権限はロールの割り当てによって与えられます。レポートを検索および表示するには、ロールの割り当てに "レポートの表示" タスクが含まれている必要があります。レポート サーバーでレポートを検索するには、名前または説明からレポートを検索するか、レポート サーバーのフォルダーを参照します。検索または参照できるのは、レポート サーバーにパブリッシュまたはアップロードされたレポートのみです。レポートの検索方法の詳細については、「レポートおよび他のアイテムの検索 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。

注意

レポート定義 (.rdl) は、Business Intelligence Development Studio のレポート ビルダー 3.0 およびレポート デザイナーで作成および変更できます。これらの作成環境では、レポートおよび関連アイテムの作成方法、開く方法、および保存方法が異なります。詳細については、microsoft.com Web サイトの「レポート デザイナーとレポート ビルダー 3.0 でのレポートのデザイン (SSRS)」を参照してください。

レポート マネージャーでのフォルダー階層の移動

実行するレポートを参照する場合は、[コンテンツ] ページを使用できます。このページは、レポート マネージャーを起動したとき、およびフォルダー階層内で任意のフォルダーを開いたときに自動的に表示されます。[コンテンツ] ページには、表示権限のあるアイテムだけが表示されます。フォルダー パスは、[コンテンツ] ページの上部にリンク行として表示されます。ルート フォルダー ([ホーム]) を先頭に、フォルダー名が順に一覧表示されます。各サブフォルダーを開くと、ページの最上部のフォルダー パスにフォルダー名が追加されます。レポートを開くと、レポートの名前もフォルダー パスに追加されます。

フォルダー ナビゲーション リンク

フォルダー ナビゲーション リンク

フォルダー階層内を移動するには、次の方法を使用します。

  • フォルダーのコンテンツを表示するには、[コンテンツ] ページでフォルダー名をクリックします。フォルダー ページが開き、フォルダーのコンテンツが表示されます。

  • 下位の階層に移動するには、現在のフォルダーのサブフォルダーを開きます。フォルダーには、レポート、リソース、共有データ ソース アイテム、およびその他のフォルダーが格納されます。任意のフォルダーのアイコンをクリックするとそのフォルダーが開き、1 階層下位のコンテンツが表示されます。

  • 上位の階層に移動するには、ページ最上部のリンク行で、表示したいコンテンツが保存されているフォルダーの名前をクリックします。

レポートの表示

レポートが見つかったら、レポート名をクリックしてそのレポートを開きます。レポートは、レポート マネージャーの [コンテンツ] ページに HTML 形式で表示されます。レポートは、ブラウザー セッションで常にキャッシュされます。したがって、レポートを開いた場合は、通常、[戻る] ボタンをクリックしてそのレポートに戻ることができます。これは、レポートの実行にユーザー名とパスワードが必要な場合にも当てはまります。表示されたレポートは、ブラウザーを閉じるまで完全には閉じられません。

フォルダー階層で表示されているすべてのレポートにすぐアクセスできるとは限りません。レポートによっては、ユーザー名とパスワードがユーザーに要求され、そのレポートのデータ ソースへのアクセス権がユーザーにあるかどうか、検証が行われるものもあります。レポート マネージャーでレポートを開く方法の詳細については、「レポートを開閉する方法 (レポート マネージャー)」を参照してください。

レポート ビルダーからレポート サーバーのレポートを直接参照したり開いたりすることもできます。詳細については、「レポートおよび他のアイテムの検索 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。