• [アーティクル]

Integration Services パッケージのコンポーネントについて

このセクションでは、Integration Services パッケージを作成するために MicrosoftSQL ServerIntegration Services が提供するオブジェクトに関して説明し、パッケージ ワークフロー内でのオブジェクト相互の連携、およびオブジェクトを使用したパッケージ機能の拡張について説明します。

オブジェクトには、次のものが含まれます。

  • パッケージ。取得、実行、および保存の対象となる作業単位であり、Integration Services オブジェクトの中で最も重要なオブジェクトです。

  • 制御フロー要素。パッケージ内で制御フローを作成するためのタスクおよびコンテナーです。制御フロー要素は、データの準備またはコピー、他の処理とのやり取り、または反復するワークフローの実装を行います。制御フロー要素を順序付けされた制御フロー内に並べたり、タスクまたはコンテナーを実行する条件を指定するには、優先順位制約を使用します。

  • データ フロー コンポーネント。データを抽出、変換、および読み込むデータ フローをパッケージ内に作成するための、変換元、変換、および変換先です。データ フロー コンポーネントを順序付けされたデータ フロー内に並べるには、パスを使用します。

  • 接続マネージャー。データを抽出して読み込むために、さまざまな種類のデータ ソースに接続します。

  • 変数。列の値やプロパティ式を動的に更新したり、反復する制御フローの実行を制御したり、優先順位制約が適用する条件を定義するために、式で使用できます。

  • イベント ハンドラー。パッケージ、タスク、およびコンテナーにより発生する実行時イベントに応答して実行されます。

  • ログ プロバイダー。パッケージ、およびパッケージ内のタスク、コンテナーの開始時間や停止時間など、パッケージの実行時情報のログ記録をサポートします。

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