データ フロー コンポーネントのプロパティを設定する方法

変換元、変換先、変換などを含むデータ フロー コンポーネントのプロパティを設定するには、次の機能のいずれかを使用します。

  • Integration Services が提供するコンポーネント エディタ。これらのエディタには、各データ フロー コンポーネントのカスタム プロパティのみ含まれます。

  • [プロパティ] ウィンドウでは、各要素のコンポーネントレベルのカスタム プロパティ、およびすべてのデータ フロー要素との共通プロパティの一覧が表示されます。

  • [詳細エディタ] ダイアログ ボックスでは、各コンポーネントのカスタム プロパティにアクセスできます。また、[詳細エディタ] ダイアログ ボックスを使用すると、すべてのデータ フロー コンポーネントの共通プロパティである、入力、出力、エラー出力、列、および外部列のプロパティにもアクセスできます。

コンポーネント エディタを使用してデータ フロー コンポーネントのプロパティを設定するには

  1. Business Intelligence Development Studio で、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。

  2. ソリューション エクスプローラで、パッケージをダブルクリックして開きます。

  3. [制御フロー] タブをクリックし、プロパティを表示して変更するコンポーネントのあるデータ フローが含まれる、データ フロー タスクをダブルクリックします。

  4. データ フロー コンポーネントをダブルクリックします。

  5. コンポーネント エディタで、プロパティ値を表示または変更し、エディタを閉じます。

  6. 更新されたパッケージを保存するには、[ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。

[プロパティ] ウィンドウを使用してデータ フロー コンポーネントのプロパティを設定するには

  1. Business Intelligence Development Studio で、使用するパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。

  2. ソリューション エクスプローラで、パッケージをダブルクリックして開きます。

  3. [制御フロー] タブをクリックし、プロパティを表示して変更するコンポーネントが含まれているデータ フロー タスクをダブルクリックします。

  4. データ フロー コンポーネントを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  5. プロパティ値を表示または変更し、[プロパティ] ウィンドウを閉じます。

    注意

    プロパティの多くは読み取り専用であり、変更できません。

  6. 更新されたパッケージを保存するには、[ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。

詳細エディタを使用してデータ フロー コンポーネントのプロパティを設定するには

  1. Business Intelligence Development Studio で、使用するパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。

  2. ソリューション エクスプローラで、パッケージをダブルクリックして開きます。

  3. [制御フロー] タブをクリックし、表示または変更するコンポーネントが含まれているデータ フロー タスクをダブルクリックします。

  4. データ フロー デザイナで、データ フロー コンポーネントを右クリックし、[詳細エディタの表示] をクリックします。

    注意

    SQL Server では、複数の入力をサポートするデータ フロー コンポーネントで [詳細エディタ] を使用できません。

  5. [詳細エディタ] ダイアログ ボックスで、次のいずれかの手順を実行します。

    • コンポーネントで使用する接続を表示および指定するには、[接続マネージャ] タブをクリックします。

      注意

      [接続マネージャ] タブは、接続マネージャを使用してファイルやデータベースなどのデータ ソースに接続するデータ フロー コンポーネントのみで使用できます。

    • コンポーネント レベルのプロパティを表示および変更するには、[コンポーネントのプロパティ] タブをクリックします。

    • 外部列と使用できる出力との間のマッピングを表示および変更するには、[列マッピング] タブをクリックします。

      注意

      [列マッピング] タブは、変換元または変換先を表示または編集するときのみ使用できます。詳細については、「Integration Services の変換元」および「Integration Services の変換先」を参照してください。

    • 使用できる入力列の一覧を表示して、出力列の名前を更新するには、[入力列] タブをクリックします。

      注意

      [入力列] タブは、変換または変換先を使用した作業でのみ使用できます。詳細については、「Integration Services の変換」を参照してください。

    • 入力、出力、およびエラー出力のプロパティや、列自体のプロパティを表示および変更するには、[入力プロパティと出力プロパティ] タブをクリックします。

      注意

      変換元には入力はありません。変換先には出力はありません。ただし、オプションのエラー出力がある場合があります。

  6. プロパティ値を表示または変更します。

  7. [OK] をクリックします。

  8. 更新されたパッケージを保存するには、[ファイル] メニューの [選択されたファイルを上書き保存] をクリックします。