sp_OADestroy (Transact-SQL)

作成した OLE オブジェクトを破棄します。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_OADestroy objecttoken    

引数

  • objecttoken
    以前に sp_OACreate で作成した OLE オブジェクトのオブジェクト トークンを指定します。

戻り値

成功した場合は 0 を、失敗した場合は OLE オートメーションが返す HRESULT の 0 以外の整数値をそれぞれ返します。

HRESULT の戻り値の詳細については、「OLE オートメーションのリターン コードとエラー情報」を参照してください。

説明

sp_OADestroy を呼び出さない場合は、作成された OLE オブジェクトはバッチの最後に自動的に破棄されます。

権限

sysadmin 固定サーバー ロールのメンバシップが必要です。

次の例では、以前に作成した SQLServer オブジェクトを破棄します。

EXEC @hr = sp_OADestroy @object
IF @hr <> 0
BEGIN
   EXEC sp_OAGetErrorInfo @object
    RETURN
END