レプリケーションに対して外部キー制約を無効にする方法 (Visual Database Tools)

レプリケーションを使用してテーブルをパブリッシュした場合、レプリケーション エージェントが実行する操作については外部キー制約が自動的に無効になります。レプリケーション エージェントがサブスクライバ側で挿入、更新、または削除を実行した場合、制約のチェックは行われません。ユーザーが挿入、更新、または削除を実行した場合は、制約のチェックが行われます。制約がレプリケーション エージェントに対して無効になるのは、データが最初に挿入、更新、または削除された際に、発行者側で既に制約がチェックされているためです。詳細については、「NOT FOR REPLICATION を使用した制約、ID、およびトリガの制御」を参照してください。

外部キー制約はレプリケーションに対して明示的に無効にすることもできます。これは、以前のバージョンの SQL Server からのデータをパブリッシュする場合に便利です。

レプリケーションに対して外部キー制約を無効にするには

  1. オブジェクト エクスプローラで、変更する外部キー制約が含まれているテーブルを展開し、[キー] フォルダを展開します。

  2. 外部キー制約を右クリックし、[変更] をクリックします。

  3. [外部キーのリレーションシップ] ダイアログ ボックスで、[レプリケーションに対して適用] の値として [いいえ] を選択します。

  4. [閉じる] をクリックします。