[あいまい参照変換エディター] ([参照テーブル] タブ)

[あいまい参照変換エディター] ダイアログ ボックスの [参照テーブル] タブを使用すると、参照に使用する変換元テーブルとインデックスを指定できます。参照データ ソースは SQL Server 2000 以降のデータベースのテーブルでなければなりません。

注意

あいまい参照変換では、参照テーブルの作業用コピーが作成されます。以降に説明するインデックスは、通常の SQL Server インデックスではなく、特別なテーブルを使用してこの作業用テーブルに作成されるものです。[保存されたインデックスを維持する] を選択しないと、既存の変換元テーブルは変更されません。この場合、参照テーブルに加えられた変更に基づいて作業用テーブルと参照インデックス テーブルを更新するトリガーが、参照テーブルに作成されます。

注意

あいまい参照変換の Exhaustive プロパティおよび MaxMemoryUsage プロパティは、[あいまい参照変換エディター] ではアクセスできませんが、[詳細エディター] を使用して設定できます。さらに、MaxOutputMatchesPerInput の 100 より大きい値は、[詳細エディター] でのみ指定できます。これらのプロパティの詳細については、「変換のカスタム プロパティ」の「あいまい参照変換」を参照してください。

あいまい参照変換の詳細については、「あいまい参照変換」を参照してください。

オプション

  • [OLE DB 接続マネージャー]
    一覧から既存の OLE DB 接続マネージャーを選択するか、[新規作成] をクリックして新しい接続を作成します。

  • [新規作成]
    [OLE DB 接続マネージャーの構成] ダイアログ ボックスを使用して、新しい接続を作成します。

  • [新しいインデックスを生成する]
    参照に使用する新しいインデックスを作成するように指定します。

  • [参照テーブル名]
    参照テーブルとして使用する既存のテーブルを選択します。

  • [新しいインデックスを保存する]
    新しい参照インデックスを保存する場合に、このオプションを選択します。

  • [新しいインデックス名]
    新しい参照インデックスを保存するように指定した場合、そのインデックスの名前を入力します。

  • [保存されたインデックスを維持する]
    新しい参照インデックスを保存するように指定した場合、そのインデックスを SQL Server でも維持するかどうかを指定します。

<div class="alert">

<table>
<colgroup>
<col style="width: 100%" />
</colgroup>
<thead>
<tr class="header">
<th><img src="images/ms143715.alert_note(ja-jp,SQL.105).gif" title="注意" alt="注意" class="note" /><strong>注</strong></th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr class="odd">
<td><p><strong>[あいまい参照変換エディター]</strong> ダイアログ ボックスの <strong>[参照テーブル]</strong> タブで <strong>[保存されたインデックスを維持する]</strong> を選択すると、変換ではマネージ ストアド プロシージャを使用してインデックスを維持します。これらのマネージ ストアド プロシージャは、SQL Server 2008 の共通言語ランタイム (CLR) 統合機能を使用します。既定では、SQL Server 2008 の CLR 統合は無効です。<strong>[保存されたインデックスを維持する]</strong> 機能を使用するには、CLR 統合を有効にする必要があります。詳細については、「<a href="ms131048(v=sql.105).md">CLR 統合の有効化</a>」を参照してください。</p>
<p><strong>[保存されたインデックスを維持する]</strong> オプションは CLR 統合を必要とするため、この機能を使用できるのは、CLR 統合が有効になっている SQL Server 2005 または SQL Server 2008 のインスタンスの参照テーブルを選択する場合だけです。SQL Server 2000 のインスタンスではインデックスを維持することはできません。</p></td>
</tr>
</tbody>
</table>

</div>
  • [既存のインデックスを使用する]
    参照に既存のインデックスを使用するように指定します。

  • [既存のインデックスの名前]
    以前に作成した参照インデックスを一覧から選択します。