disallow results from triggers オプション

disallow results from triggers オプションは、トリガによって結果セットを返すかどうかを制御する場合に使用します。結果セットを返すトリガは、それと連動するように設計されていないアプリケーションでは予期しない動作を起こすことがあります。

重要な注意事項重要

この機能は、Microsoft SQL Server の次のバージョンで削除されます。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションはできるだけ早く修正してください。この値は 1 に設定することをお勧めします。

1 に設定すると、disallow results from triggers オプションが ON になります。このオプションの既定値は 0 (OFF) です。このオプションを 1 (ON) に設定した場合は、トリガによって結果セットを返そうとするとエラーになり、次のエラー メッセージが出力されます。

"Msg 524、レベル 16、状態 1、プロシージャ <Procedure Name>、行 <Line#>

"トリガから結果セットが返されましたが、サーバー オプション 'disallow_results_from_triggers' は true です。"

disallow results from triggers オプションは Microsoft SQL Server のインスタンス レベルで適用され、インスタンス内のすべての既存のトリガの動作を決定します。

disallow results from triggers は拡張オプションです。sp_configure システム ストアド プロシージャを使用して disallow results from triggers の設定を変更するには、show advanced options を 1 に設定する必要があります。この設定は、サーバーを再起動しなくてもすぐに有効になります。