sp_requestpeerresponse (Transact-SQL)

ピア ツー ピア トポロジ内にある 1 つのノードから実行した場合、トポロジー内にある他の各ノードからの応答を要求します。このプロシージャを実行し、返された応答を確認することで、先に実行したコマンドが、応答を返したノードに配信されたことを確認できます。このストアド プロシージャは、任意のデータベース上にある、要求を発行するノードで実行されます。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_requestpeerresponse [ @publication = ] 'publication'
    [ , [ @description = ] 'description'
    [ , [ @request_id = ] request_id OUTPUT ]

引数

  • [ @publication= ] 'publication'
    ピア ツー ピア トポロジ内の、状態を確認するパブリケーションの名前を指定します。publication のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [ @description= ] 'description'
    個々の状態要求の識別に使用できるユーザー定義情報を指定します。description のデータ型は nvarchar(4000) で、既定値は NULL です。

  • [ @request_id = ] request_id
    新しい要求の ID を返します。request_id のデータ型は int で、これは OUTPUT パラメータです。この値は、状態要求に対するすべての応答を表示するため sp_helppeerresponses (Transact-SQL) を実行する場合に使用できます。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

説明

sp_requestpeerresponse は、ピア ツー ピア トランザクション レプリケーションで使用します。

sp_requestpeerresponse は、ピア ツー ピア トポロジーでパブリッシュされたデータベースを復元する前に、他のすべてのノードですべてのコマンドが受信されたかどうかを確認する場合に使用します。また、ノードがオフラインの間に行われたデータ定義言語 (DDL) の変更をレプリケートするときに、これらの変更が他のノードに到達する時間を推定する場合にも使用できます。

sp_requestpeerresponse は、ユーザー定義のトランザクション内では実行できません。

権限

sp_requestpeerresponse を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバだけです。