データベースをアタッチする方法 (SQL Server Management Studio)

データベースをアタッチすると、そのデータベースはデタッチされたときとまったく同じ状態に設定されます。

このトピックの内容は次のとおりです。

  • セキュリティ

  • 権限

  • プロシージャ (SQL Server Management Studio)

セキュリティ

ファイル アクセス許可は、データベースのデタッチやアタッチなど、さまざまなデータベース操作中に設定されます。データベースをデタッチおよびアタッチするたびに設定される権限の詳細については、「データ ファイルとログ ファイルのセキュリティ保護」を参照してください。

不明なソースや信頼されていないソースからのデータベースは、アタッチまたは復元しないことをお勧めします。そのようなデータベースには、意図しない Transact-SQL コードを実行したり、スキーマまたは物理データベース構造を変更することによりエラーを発生させる悪意のあるコードが含まれている可能性があるからです。不明なソースや信頼されていないソースのデータベースは、使用する前に、非稼働サーバーでそのデータベースに対し DBCC CHECKDB を実行し、さらに、そのデータベースのストアド プロシージャやその他のユーザー定義コードなどのコードを調べます。

重要な注意事項重要

データベースのアタッチの詳細と、データベースをアタッチする際にメタデータに加わる変更の詳細については、「データベースのデタッチとアタッチ」を参照してください。

権限

データベースをアタッチするために必要な権限の詳細については、「CREATE DATABASE (Transact-SQL)」を参照してください。

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プロシージャ (SQL Server Management Studio)

データベースをアタッチするには

  1. SQL Server Management Studio オブジェクト エクスプローラーで、Microsoft SQL Server データベース エンジンのインスタンスに接続し、そのインスタンスを展開します。

  2. [データベース] を右クリックし、[アタッチ] をクリックします。

  3. アタッチするデータベースを指定するには、[データベースのアタッチ] ダイアログ ボックスで [追加] をクリックし、[データベース ファイルの検索] ダイアログ ボックスで目的のデータベースが常駐するディスク ドライブを選択します。次に、そのディレクトリ ツリーを展開し、そのデータベースの .mdf ファイルを選択します。たとえば、次のように指定します。

    C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10_50.MSSQLSERVER\MSSQL\DATA\AdventureWorks2008R2_Data.mdf

    重要な注意事項重要

    既にアタッチされているデータベースを選択しようとすると、エラーが発生します。

  4. 必要に応じて、[データベースのアタッチ] ダイアログ ボックスの [次の名前でアタッチ] 列に名前を入力して、アタッチするデータベースに別の名前を指定します。

  5. 必要に応じて、[所有者] 列で別のエントリを選択して、データベースの所有者を変更します。

  6. データベースをアタッチする準備ができたら、[OK] をクリックします。

    注意

    新しくアタッチしたデータベースは、表示を最新の情報に更新すると、オブジェクト エクスプローラーの [データベース] ノード内に表示されます。表示を最新の情報に更新するには、オブジェクト エクスプローラー内でクリックし、[表示] メニューの [最新の情報に更新] をクリックします。