Broker:Connection イベント クラス
SQL Server は、Broker:Connection イベントを生成し、Service Broker によって管理されているトランスポート接続のステータスを報告します。
Broker:Connection イベント クラスのデータ列
データ列 |
種類 |
説明 |
列番号 |
フィルタの適用 |
|---|---|---|---|---|
ApplicationName |
nvarchar |
SQL Server のインスタンスへの接続を作成したクライアント アプリケーションの名前。この列には、プログラムの表示名ではなくアプリケーションによって渡された値が格納されます。 |
10 |
可 |
ClientProcessID |
int |
クライアント アプリケーションが実行されているプロセスに対し、ホスト コンピュータによって割り当てられた ID。クライアントによりクライアント プロセス ID が指定されると、このデータ列に値が格納されます。 |
9 |
可 |
DatabaseID |
int |
USE database ステートメントによって指定されるデータベースの ID。USE database ステートメントが任意のインスタンスに対し発行されていない場合は、既定のデータベースの ID です。Server Name データ列がトレースでキャプチャされ、サーバーが有効である場合、SQL Server Profiler によって、データベースの名前が表示されます。データベースに対応する値は、DB_ID 関数を使用して特定します。 |
3 |
可 |
Error |
int |
イベントに含まれるテキストに対応する sys.messages 内でのメッセージ ID 番号。このイベントがエラーを報告する場合、この ID が SQL Server エラー番号となります。 |
31 |
不可 |
EventClass |
int |
キャプチャされたイベント クラスの種類。Broker:Connection の場合は、常に 138 です。 |
27 |
不可 |
EventSequence |
int |
このイベントのシーケンス番号。 |
51 |
不可 |
EventSubClass |
nvarchar |
この接続の接続状態。このイベントでは、サブクラスは次のいずれかの値になります。
|
21 |
可 |
GUID |
uniqueidentifier |
この接続のエンドポイント ID。 |
54 |
不可 |
HostName |
nvarchar |
クライアントが実行しているコンピュータの名前。このデータ列には、クライアントがホスト名を指定している場合にデータが格納されます。ホスト名を特定するには、HOST_NAME 関数を使用します。 |
8 |
可 |
IntegerData |
int |
この接続が閉じられた回数。 |
25 |
可 |
IsSystem |
int |
システム プロセスまたはユーザー プロセスのどちらでイベントが発生したのかを示します。 0 = ユーザー 1 = システム |
60 |
不可 |
LoginSid |
image |
ログイン ユーザーのセキュリティ ID 番号 (SID)。各 SID はサーバーのログインごとに一意です。 |
41 |
可 |
NTDomainName |
nvarchar |
ユーザーが属している Windows ドメイン。 |
7 |
可 |
NTUserName |
nvarchar |
このイベントが生成された接続を所有するユーザーの名前。 |
6 |
可 |
ObjectName |
nvarchar |
ダイアログのメッセージ交換ハンドル。 |
34 |
不可 |
ServerName |
nvarchar |
トレースされる SQL Server のインスタンスの名前。 |
26 |
不可 |
SPID |
int |
クライアントに関連付けられているプロセスに、SQL Server によって割り当てられているサーバー プロセス ID。 |
12 |
可 |
StartTime |
datetime |
(取得できた場合) イベントが開始した時刻。 |
14 |
可 |
TextData |
ntext |
イベントに関係するエラー メッセージのテキスト。エラーを報告しないイベントの場合、このフィールドは空です。エラー メッセージは、SQL Server のエラー メッセージか Windows のエラー メッセージです。 |
1 |
可 |
TransactionID |
bigint |
トランザクションに対してシステムが割り当てた ID。 |
4 |
不可 |