backup compression default オプションを表示または変更する方法 (SQL Server Management Studio)

このトピックでは、SQL Server Management Studio を使用して backup compression default サーバー レベル構成オプションを表示および構成する方法について説明します。このオプションによって、バックアップの作成時にバックアップの圧縮を既定で使用するかどうかを制御できます。

注意注意

バックアップの圧縮は、SQL Server 2008 Enterprise 以降でのみサポートされています。

backup compression default オプションを表示および構成するには

  1. オブジェクト エクスプローラでサーバーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  2. [データベースの設定] ノードをクリックします。

  3. [バックアップと復元][バックアップを圧縮する] に、backup compression default オプションの現在の設定が表示されます。この設定によって、バックアップの圧縮についてのサーバー レベルの既定値が次のように決定されます。

    • [バックアップを圧縮する] チェック ボックスがオフの場合、既定では新しいバックアップは圧縮されません。

    • [バックアップを圧縮する] チェック ボックスがオンの場合、既定で新しいバックアップが圧縮されます。

    注意注意

    個別のバックアップを作成する場合、ログ配布構成を構成する場合、またはメンテナンス プランを作成する場合は、サーバー レベルの既定値を上書きできます。

    sysadmin 固定サーバー ロールまたは serveradmin 固定サーバー ロールのメンバである場合は、[バックアップを圧縮する] チェック ボックスをクリックして既定の設定を変更することもできます。

    重要な注意事項重要

    既定の設定では、圧縮によって CPU 使用率が著しく増加し、圧縮処理に CPU が追加で消費されるために、同時に実行中の操作が悪影響を受ける可能性があります。このため、リソース ガバナによって CPU 使用率が制限されるセッションで、優先度の低い圧縮されたバックアップを作成することができます。詳細については、「リソース ガバナーを使用してバックアップの圧縮による CPU 使用率を制限する方法 (Transact-SQL)」を参照してください。