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四角形と線の追加 (レポート ビルダ 2.0)

四角形と線を使用して、レポートに視覚効果を与えることができます。[ホーム] タブの [罫線] セクションでこれらのレポート アイテムの表示プロパティを設定し、プロパティ ペインを使用してその他のプロパティを設定できます。背景色、背景画像、ツールヒント、ブックマークなどの機能を、四角形に追加できます。

コンテナの追加

四角形は、他のアイテムのコンテナとして使用できます。四角形を移動すると、四角形の中にあるアイテムも合わせて移動します。四角形の中にあるアイテムの Parent プロパティには、四角形の名前が表示されます。

注意注意

四角形はアイテムの単なるコンテナで、アイテムを四角形内で作成するか四角形にドラッグします。デザイン画面に既に存在するアイテムの周囲に四角形を描画した場合、四角形はコンテナとして機能しません。この四角形はアイテムの Parent プロパティに表示されません。

四角形をレポート アイテムの格納に使用する場合は、レポートの表示中にアイテムが全体としてどのような影響を受けるかを考慮してください。繰り返されるデータ行を含むレポート アイテム (たとえばテーブル) は、クエリから返されたデータに合わせて展開されるので、四角形内の他のアイテムの位置に影響を与えます。アイテムがテーブルのデータ領域よりも下に配置されると、このテーブルによりアイテムは押し下げられます。同じ位置にアイテムを配置するには、テーブルの下枠より上に上の枠が来るように配置された四角形の内部にレポート アイテムを配置します。詳細については、「レンダリングの動作について (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。

レポートの罫線の追加

線や四角形を追加せずに、ヘッダー、フッター、およびレポート本文自体に罫線を追加することで、レポートに罫線を追加できます。詳細については、「レポートに罫線を追加する方法 (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。

技術情報

四角形と線は、通常、データに関連付けられませんが、RepeatWith プロパティを使用してテーブルなどのデータ領域にアタッチできます。詳細については、Reporting Services のドキュメント (SQL Server オンライン ブック) の「RepeatWith」を参照してください。