レポート パラメータの値を追加、変更、または削除する方法 (レポート ビルダ 2.0)
レポート パラメータを作成した後、ユーザーに対して表示する使用可能な値の一覧を指定できます。使用可能な値の一覧を使用すると、ユーザーがパラメータに選択できる値が有効な値のみに制限されます。
使用可能な値は、レポートの実行時にツール バーのレポート パラメータの横にあるドロップダウン リストに表示されます。レポート パラメータは単一値または複数値を表すことができます。複数の値の場合は、一覧の先頭に [すべて選択] 機能が提供されるため、ユーザーは 1 回のクリックですべての値を選択またはクリアできます。
静的な値の一覧か、レポート データセットからの一覧を設定できます。必要に応じてラベル フィールドを指定して、値の表示名を設定できます。たとえば、[ProductID] フィールドに基づくパラメータの場合、パラメータ ラベルに [ProductName] フィールドを表示できます。ユーザーはレポートの実行時に製品名から選択できますが、実際に選択される値は対応する [ProductID] になります。
レポートをパブリッシュした後、パラメータに使用可能な値のプロパティを変更できます。詳細については、Reporting Services のドキュメント (SQL Server オンライン ブック) の「パブリッシュ済みレポートのパラメータ プロパティの設定」を参照してください。
レポート パラメータに使用可能な値を追加または変更するには
レポート データ ペインで [パラメータ] ノードを展開します。パラメータを右クリックし、[パラメータのプロパティ] をクリックします。[レポート パラメータのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[使用できる値] をクリックします。使用可能な値のオプションを選択します。
[値の指定] をクリックして値のリストを手動で設定し、必要に応じて値の表示名 (ラベル) を設定します。
[追加] をクリックし、[値] ボックスに値を入力します。必要に応じて [ラベル] ボックスにラベルを入力します。ラベルを指定しない場合は、値が使用されます。
設定するすべての値に対して、この手順を繰り返します。この一覧に表示されるアイテムの順序によって、ユーザーに表示されるドロップダウン リストのアイテムの順序が決まります。一覧のアイテムの順序を変更するには、[値] または [ラベル] ボックスをクリックしてアイテムを選択し、上矢印および下矢印ボタンを使用して一覧内のアイテムを上下に移動します。
[クエリから値を取得] をクリックして、このパラメータの値と必要に応じて表示名を取得する既存のデータセットの名前を設定します。
[データセット] には、データセットの名前を選択します。
[値フィールド] には、パラメータ値を指定するフィールドの名前を選択します。
[ラベル フィールド] には、パラメータの表示名を指定するフィールドの名前を選択します。表示名に個別のフィールドがない場合は、[値] フィールドに選択したものと同じフィールドを選択します。
[OK] をクリックします。
レポートをプレビューすると、パラメータに使用可能な値のドロップダウン リストが表示されます。
レポート パラメータに使用可能な値を削除するには
レポート データ ペインで [パラメータ] ノードを展開します。パラメータを右クリックし、[パラメータのプロパティ] をクリックします。[レポート パラメータ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[使用できる値] をクリックします。
[次のオプションから 1 つを選択] で [なし] をクリックします。
[OK] をクリックします。
レポートをプレビューすると、パラメータに使用可能な値のドロップダウン リストが表示されなくなります。
関連項目