Windows アプリケーション ログ

Reporting Services では、イベント メッセージが Windows アプリケーション ログに書き込まれます。アプリケーション ログに書き込まれたメッセージ情報を使用して、ローカル システムで実行されているレポート サーバー アプリケーションで生成されたイベントを確認できます。

レポート サーバーのイベントの表示

イベント ビューアを使用すると、ログ ファイルの表示およびログ ファイルに含まれるメッセージのフィルタ処理を実行できます。イベント メッセージの詳細については、「エラーとイベントのリファレンス (Reporting Services)」を参照してください。Windows アプリケーション ログおよびイベント ビューアの詳細については、Windows の製品マニュアルを参照してください。

Reporting Services には、次の 3 つのイベント ソースがあります。

  • レポート サーバー (レポート サーバー Windows サービス)

  • レポート マネージャ

  • スケジュールおよび配信のプロセッサ

Reporting Services には、レポート サーバーのアプリケーション イベントのログ記録を無効にしたり、ログに記録するイベントを制御する方法が用意されていません。レポート サーバーのイベントのログ記録について記述しているスキーマは固定されています。スキーマを拡張して、カスタム イベントをサポートすることはできません。

次の表では、レポート サーバーがアプリケーション イベント ログに書き込むイベントの種類を説明します。

イベントの種類

説明

情報

正常に行われた操作を表すイベント (たとえば、レポート サーバー サービスの開始時)

警告

発生する可能性のある問題を示すイベント (たとえば、空きディスク容量の不足)

エラー

重大な問題を表すイベント (たとえば、サービスが開始されなかった場合)

成功の監査

ログオンが成功したことを表すセキュリティ イベント

失敗の監査

ログインを試行して失敗したときにログに記録されるイベント