ReportViewer を使用してパラメーターを含む詳細 (RDLC) レポートを作成する (SSRS チュートリアル)

詳細レポートは、ユーザーが別のレポート内のリンクをクリックすることで開かれるレポートのことです。 詳細レポートには、通常、元の要約レポートに含まれるアイテムについての詳細が含まれています。 このチュートリアルでは、次のレッスンを通じて、ローカル モード レポートでパラメーターとクエリを使用した詳細レポートを作成します。

クエリベースのフィルターを使用した詳細レポートの例については、CodePlex から詳細レポートのサンプルをダウンロードしてください。 サンプルの説明については、「詳細レポートの例」を参照してください。

必要条件

このチュートリアルを使用するには、AdventureWorks2008 サンプル データベースへのアクセス権が必要です。 このチュートリアルで使用するクエリは、AdventureWorks2012 データベースにも対応します。 AdventureWorks2008 サンプル データベースを取得する方法の詳細については、Microsoft Visual Studio 2010 向けの「チュートリアル: AdventureWorks データベースのインストール」を参照してください。

このチュートリアルでは、Transaction-SQL クエリおよび ADO.NET DataSet および DataTable オブジェクトを理解していることを前提とします。

Visual Studio 2010 または Visual Studio 2012 と ASP.NET Web サイト テンプレートを使用して、ReportViewer コントロールを含む ASP.NET Web ページを作成します。 このコントロールは、ここで作成するレポートを表示するように構成されています。 このチュートリアルでは、Microsoft Visual C# でアプリケーションを作成します。

処理手順

レッスン 1: 新しい Web サイトを作成する
レッスン 2: 親レポートのデータ接続とデータ テーブルを定義する
レッスン 3: レポート ウィザードを使用して親レポートを設計する
レッスン 4: 子レポートのデータ接続とデータ テーブルを定義する
レッスン 5: レポート ウィザードを使用して子レポートを設計する
レッスン 6: アプリケーションに ReportViewer コントロールを追加する
レッスン 7: 親レポートにドリルスルー アクションを追加する
レッスン 8: データ フィルターを作成する
レッスン 9: アプリケーションをビルドして実行する

関連項目

概念

レポート デザイナーを使用してレポートをデザインする (SSRS)

その他の技術情報

Reporting Services のチュートリアル (SSRS)

Visual Studio および ASP.NET の Web の配置の概要