sys.availability_groups (Transact-SQL)

SQL Server のローカル インスタンスが可用性レプリカをホストしている各可用性グループの行を返します。 各行には、可用性グループ メタデータのキャッシュされたコピーが含まれます。

列名

データ型

説明

group_id

uniqueidentifier

可用性グループの一意識別子 (GUID)。

name

sysname

可用性グループの名前。 これはユーザー指定の名前であり、Windows Server フェールオーバー クラスター (WSFC) 内で一意であることが必要です。

resource_id

nvarchar(40)

WSFC クラスター リソースのリソース ID。

resource_group_id

nvarchar(40)

可用性グループの WSFC クラスター リソース グループのリソース グループ ID。

failure_condition_level

int

自動フェールオーバーをトリガーする必要のあるユーザー定義のエラー状態レベル。次のいずれかの整数値です。

エラー状態

1

次のいずれかが発生した場合に自動フェールオーバーを開始する必要があることを指定します。

  • SQL Server サービスがダウンした。

  • WSFC フェールオーバー クラスターに接続するための可用性グループのリースが、サーバー インスタンスから ACK を受信しないために期限切れになった。 詳細については、「動作方法: SQL Server AlwaysOn のリースのタイムアウト」を参照してください。

2

次のいずれかが発生した場合に自動フェールオーバーを開始する必要があることを指定します。

  • SQL Server のインスタンスがクラスターに接続しておらず、可用性グループのユーザー指定の health_check_timeout しきい値を超えた。

  • 可用性レプリカがエラー状態である。

3

孤立したスピンロック、深刻な書き込みアクセス違反、ダンプが多すぎるなどの深刻な SQL Server 内部エラーが発生した場合に自動フェールオーバーを開始する必要があることを指定します。

これは既定値です。

4

SQL Server 内部リソース プールに永続的なメモリ不足の状態があるなど SQL Server 内部エラーが発生した場合に自動フェールオーバーを開始する必要があることを指定します。

5

以下のような任意の修飾エラー状態に対して自動フェールオーバーを開始する必要があることを指定します。

  • SQL エンジンのワーカー スレッドが枯渇している。

  • 解決不可能なデッドロックが検出された。

エラー状態レベルの範囲は 1 ~ 5 で、レベル 1 が最も制限が緩く、レベル 5 が最も制限の厳しい指定です。 任意の状態レベルは、それより制限が緩いすべてのレベルを含みます。 したがって、最も厳しい状態レベル 5 にはそれより制限が緩い状態レベル (1 ~ 4) が含まれ、レベル 4 にはレベル 1 ~ 3 が含まれます。以下同様です。

この値を変更するには、ALTER AVAILABILITY GROUP Transact-SQL ステートメントの FAILURE_CONDITION_LEVEL オプションを使用します。

health_check_timeout

int

sp_server_diagnostics システム ストアド プロシージャによってサーバーの状態情報が返されるまでの待機時間 (ミリ秒単位)。この時間が経過すると、サーバー インスタンスは速度低下またはハングしているものと見なされます。 既定値は 30000 ミリ秒 (30 秒) です。

この値を変更するには、ALTER AVAILABILITY GROUP Transact-SQL ステートメントの HEALTH_CHECK_TIMEOUT オプションを使用します。

automated_backup_preference

tinyint

この可用性グループの可用性データベースでバックアップを実行する場合の優先される場所。 次のいずれかです。

説明

0

[プライマリ]。 バックアップを常にプライマリ レプリカで実行する必要があります。

1

[セカンダリのみ]。 セカンダリ レプリカでのバックアップの実行が優先されます。

2

[セカンダリを優先]。 セカンダリ レプリカでのバックアップの実行が優先されますが、バックアップ操作に使用できるセカンダリ レプリカがない場合は、プライマリ レプリカでバックアップを実行してもかまいません。 これは既定の動作です。

3

[任意のレプリカ]。 バックアップをプライマリ レプリカとセカンダリ レプリカのどちらで実行するかについての優先指定はありません。

詳細については、「アクティブなセカンダリ: セカンダリ レプリカでのバックアップ (AlwaysOn 可用性グループ)」を参照してください。

automated_backup_preference_desc

nvarchar(60)

automated_backup_preference の説明。次のいずれかです。

PRIMARY

SECONDARY_ONLY

SECONDARY

NONE

セキュリティ

権限

サーバー インスタンスに対する VIEW ANY DEFINITION 権限が必要です。

関連項目

参照

sys.availability_replicas (Transact-SQL)

概念

AlwaysOn 可用性グループ (SQL Server)

可用性グループの監視 (Transact-SQL)

可用性グループの監視 (Transact-SQL)