AlwaysOn クライアント接続 (SQL Server)

このトピックでは、AlwaysOn 可用性グループへのクライアント接続に関して、クライアント構成および設定の前提条件、制限、推奨などの考慮事項について説明します。

このトピックの内容

クライアント接続のサポート

ここでは、クライアント接続に対する AlwaysOn 可用性グループのサポートについて説明します。

ドライバーサポート

次の表は、AlwaysOn 可用性グループのドライバーサポートをまとめたものです。

ドライバー	マルチサブネットフェールオーバー	アプリケーションの目的	読み取り専用ルーティング	マルチサブネットフェールオーバー: より高速な単一サブネットエンドポイントフェールオーバー	マルチサブネットフェールオーバー: SQL クラスターインスタンスの名前付きインスタンスの解決
SQL Native Client 11.0 ODBC	○	○	○	○	○
SQL Native Client 11.0 OLEDB	×	○	○	×	×
ADO.NET with .NET Framework 4.0 と接続性に関する修正プログラム*	○	○	○	○	○
ADO.NET with .NET Framework 3.5 SP1 と接続性に関する修正プログラム*	○	○	○	○	○
Microsoft JDBC Driver 4.0 for SQL Server	○	○	○	○	○

* ADO .NET with .NET Framework 4.0 の接続性に関する修正プログラムのダウンロード: https://support.microsoft.com/kb/2600211

** ADO.NET with .NET Framework 3.5 SP1 向けの接続性に関する修正プログラムのダウンロード: https://support.microsoft.com/kb/2654347

重要
クライアントは、可用性グループリスナーに接続するために、TCP 接続文字列を使用する必要があります。