DROP STATISTICS (Transact-SQL)

現在のデータベースの指定されたテーブル内で、複数のコレクションの統計を削除します。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

DROP STATISTICS table.statistics_name | view.statistics_name [ ,...n ]

引数

  • table | view
    統計を削除する対象となるターゲット テーブルまたはインデックス付きビューの名前です。 テーブル名とビュー名は、データベース識別子 の規則に従っている必要があります。 テーブルまたはビューの所有者名の指定は省略可能です。

  • statistics_name
    削除する統計グループの名前です。 統計の名前は、識別子の規則に従っている必要があります。

説明

統計を削除するときは注意が必要です。 統計を削除すると、クエリ オプティマイザーによって選択された実行プランに影響することがあります。

インデックスの統計を DROP STATISTICS で削除することはできません。 インデックスが存在する限り、統計は維持されます。

統計の表示に関する詳細については、「DBCC SHOW_STATISTICS (Transact-SQL)」を参照してください。

権限

テーブルまたはビューに対する ALTER 権限が必要です。

使用例

次の例では、2 つのテーブルの統計グループ (コレクション) を削除します。 Vendor テーブルの VendorCredit 統計グループ (コレクション) と SalesOrderHeader テーブルの CustomerTotal 統計グループ (コレクション) が削除されます。

-- Create the statistics groups.
USE AdventureWorks2012;
GO
CREATE STATISTICS VendorCredit
    ON Purchasing.Vendor (Name, CreditRating)
    WITH SAMPLE 50 PERCENT
CREATE STATISTICS CustomerTotal
    ON Sales.SalesOrderHeader (CustomerID, TotalDue)
    WITH FULLSCAN;
GO
DROP STATISTICS Purchasing.Vendor.VendorCredit, Sales.SalesOrderHeader.CustomerTotal;

関連項目

参照

ALTER DATABASE (Transact-SQL)

CREATE INDEX (Transact-SQL)

CREATE STATISTICS (Transact-SQL)

sys.stats (Transact-SQL)

sys.stats_columns (Transact-SQL)

DBCC SHOW_STATISTICS (Transact-SQL)

sp_autostats (Transact-SQL)

sp_createstats (Transact-SQL)

UPDATE STATISTICS (Transact-SQL)

EVENTDATA (Transact-SQL)

USE (Transact-SQL)