STDEVP (Transact-SQL)

指定された式のすべての値を母集団として標準偏差を返します。 後に OVER 句が続く場合があります。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

STDEVP ( [ ALL | DISTINCT ] expression ) 

引数

  • ALL
    すべての値にこの関数を適用します。 ALL は既定値です。

  • DISTINCT
    重複する値は 1 つだけカウントします。

  • expression
    数値を指定します。 集計関数とサブクエリは使用できません。 expression は、bit データ型を除く、真数データ型または概数データ型の式です。

戻り値の型

float

説明

SELECT ステートメントの中のすべての項目に対して STDEVP を使用すると、結果セット内のすべての値が計算に含まれます。 STDEVP は、数値型列に対して使用できます。 NULL 値は無視されます。

使用例

この例では、SalesPerson テーブル内のすべてのボーナス額を母集団として標準偏差を返します。

USE AdventureWorks2012;
GO
SELECT STDEVP(Bonus)
FROM Sales.SalesPerson;
GO

関連項目

参照

集計関数 (Transact-SQL)

OVER 句 (Transact-SQL)