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Microsoft.SqlServer.Management.Trace 名前空間

Microsoft.SqlServer.Management.Trace 名前空間には、SQL Server の Trace オブジェクトと Replay オブジェクトが含まれています。

Microsoft.SqlServer.Management.Trace は、ファイル、テーブル、または行セットからトレース データを読み取るためのインターフェイスを提供します。

Trace オブジェクトと Replay オブジェクトでは、次の操作を行うことができます。

  • SQL Server インスタンスのイベントのトレースと記録

  • トレース データの操作と分析

  • SQL Server インスタンス上に記録されたトレース イベントの再生

Microsoft.SqlServer.Management.Trace 名前空間は、Microsoft.SqlServerConnectionInfoExtended.dll ファイルにあります。

SQL Server Profiler のリファレンス」を参照するか、Transact-SQL ストアド プロシージャの SQL トレースの概要 セットを使用することにより、Trace オブジェクトと Replay オブジェクトに加えて、SQL Server のトレースを手動で実装できます。

注意

Trace オブジェクトと Replay オブジェクトは、64 ビットのプラットフォームではサポートされていません。

クラス

  クラス 説明
パブリック クラス ReplayEventArgs ReplayEventArgs オブジェクトを使用すると、SQL Server のインスタンスでトレースを再生するときに発生するイベントをレポートするために使用される引数にプログラムでアクセスできます。
パブリック クラス SqlTraceException SQLTraceException クラスは、SMO トレース オブジェクトによって発生する一般的な例外を表します。
パブリック クラス SqlTraceFailToInstantiateTypeException SQLTraceFailToInstantiateTypeException クラスは、SMO トレース オブジェクトの操作が失敗してオブジェクトのインスタンスを作成できなかった場合に発生する例外を表します。
パブリック クラス SqlTraceFailToLoadInstAPIAssemblyException SQLTraceFailToLoadInstAPIAssemblyException クラスは、INST API アセンブリの読み込みに失敗した場合に SMO トレース オブジェクトによって発生する例外を表します。
パブリック クラス TraceEventArgs TraceEventArgs オブジェクトを使用すると、SQL Server のインスタンスからトレースを収集するときに発生するイベントのレポートに使用される引数にプログラムでアクセスできます。
パブリック クラス TraceFile TraceFile クラスは、トレース ログ ファイルを表す Trace オブジェクトです。
パブリック クラス TraceReader TraceReader クラスは、TraceServer クラス、TraceTable クラス、および TraceFile クラスの作成に使用される Trace Object 抽象クラスです。
パブリック クラス TraceReaderWriter TraceReaderWriter クラスは、TraceTable クラスと TraceFile クラスの作成に使用される TraceObject 抽象クラスです。
パブリック クラス TraceReplay TraceReplay オブジェクトは、トレース ログ ファイルとトレース テーブルの再生操作を表す Replay オブジェクトです。
パブリック クラス TraceReplayOptions TraceReplayOptions オブジェクトは、トレース再生時に必要な構成設定を表す Replay オブジェクトです。
パブリック クラス TraceServer TraceServer クラスは、SQL Server のインスタンスの新しいトレースを表す Trace オブジェクトです。
パブリック クラス TraceTable TraceTable クラスは、トレース情報のテーブルを表す Trace オブジェクトです。

インターフェイス

  インターフェイス 説明
パブリック インターフェイス IDataRecordChanger IDataRecordChanger オブジェクトは、現在のレコードを表す Trace オブジェクトと Replay オブジェクトです。
パブリック インターフェイス ITraceDataWriter ITraceDataWriter オブジェクトを使用すると、SQL トレースのデータ ライターにプログラムでアクセスできます。

デリゲート

  デリゲート 説明
パブリック デリゲート ReplayEventHandler ReplayEventHandler イベント ハンドラーを表します。
パブリック デリゲート ReplayPauseHandler ReplayPauseHandler イベント ハンドラーを表します。
パブリック デリゲート ReplayResultEventHandler ReplayResultEventHandler イベント ハンドラーを表します。
パブリック デリゲート ReplayStartHandler ReplayStartHandler イベント ハンドラーを表します。
パブリック デリゲート ReplayStopHandler ReplayStopHandler イベント ハンドラーを表します。
パブリック デリゲート WriteNotifyEventHandler WriteNotifyEventHandler ハンドラーを表します。

列挙体

  列挙体 説明
パブリック列挙体 ReplayMode ReplayMode 列挙には、トレース再生中に使用される同期の種類を指定するための値が含まれます。

関連項目

参照

その他の技術情報

SQL Server Profiler のリファレンス

SQL トレースの概要