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JobSchedule クラス

JobSchedule クラスは、SQL Server エージェント ジョブのスケジュールを表します。

継承階層

System.Object
  Microsoft.SqlServer.Management.Smo.SmoObjectBase
    Microsoft.SqlServer.Management.Smo.SqlSmoObject
      Microsoft.SqlServer.Management.Smo.NamedSmoObject
        Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Agent.AgentObjectBase
          Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Agent.ScheduleBase
            Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Agent.JobSchedule

名前空間:  Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Agent
アセンブリ:  Microsoft.SqlServer.Smo (Microsoft.SqlServer.Smo.dll)

構文

'宣言
<SfcElementTypeAttribute("Schedule")> _
Public NotInheritable Class JobSchedule _
    Inherits ScheduleBase _
    Implements IAlterable, ICreatable, IDroppable, IRenamable,  _
    IScriptable
'使用
Dim instance As JobSchedule
[SfcElementTypeAttribute("Schedule")]
public sealed class JobSchedule : ScheduleBase, 
    IAlterable, ICreatable, IDroppable, IRenamable, IScriptable
[SfcElementTypeAttribute(L"Schedule")]
public ref class JobSchedule sealed : public ScheduleBase, 
    IAlterable, ICreatable, IDroppable, IRenamable, IScriptable
[<SealedAttribute>]
[<SfcElementTypeAttribute("Schedule")>]
type JobSchedule =  
    class 
        inherit ScheduleBase 
        interface IAlterable 
        interface ICreatable 
        interface IDroppable 
        interface IRenamable 
        interface IScriptable 
    end
public final class JobSchedule extends ScheduleBase implements IAlterable, ICreatable, IDroppable, IRenamable, IScriptable

JobSchedule 型は、以下のメンバーを公開しています。

コンストラクター

  名前 説明
パブリック メソッド JobSchedule() JobSchedule クラスの新しいインスタンスを初期化します。
パブリック メソッド JobSchedule(SqlSmoObject, String) 指定した名前を持つ、指定した親オブジェクトの JobSchedule クラスの新しいインスタンスを初期化します。

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プロパティ

  名前 説明
パブリック プロパティ ActiveEndDate スケジュールが終了する日時を取得または設定します。
パブリック プロパティ ActiveEndTimeOfDay ジョブ スケジュールが停止する時刻を取得または設定します。
パブリック プロパティ ActiveStartDate スケジュールが開始される日時を取得または設定します。
パブリック プロパティ ActiveStartTimeOfDay ジョブ スケジュールが開始される時刻を取得または設定します。
パブリック プロパティ DateCreated ジョブ スケジュールが作成された日時を取得します。
パブリック プロパティ FrequencyInterval ジョブ スケジュール上の実行頻度を決定する間隔を取得または設定します。
パブリック プロパティ FrequencyRecurrenceFactor 頻度が週単位または月単位のスケジュールについて、スケジュールされているジョブとジョブとの間の週数または月数をそれぞれ取得または設定します。
パブリック プロパティ FrequencyRelativeIntervals 第 1、第 2、最終など、月の最初の日からの日を表す序数値を取得または設定します。
パブリック プロパティ FrequencySubDayInterval 当日中に実行されるようにスケジュールされたジョブの間隔を取得または設定します。
パブリック プロパティ FrequencySubDayTypes 当日中に実行されるようにスケジュールされたジョブの間隔を示すための時間の単位を取得または設定します。
パブリック プロパティ FrequencyTypes 1 回のみ、週単位、またはプロセッサがアイドル状態のときなど、ジョブ スケジュールの頻度として評価される方法を取得または設定します。
パブリック プロパティ ID スケジュールを一意に識別する ID 値を取得します。 (ScheduleBase から継承されています。)
パブリック プロパティ IsEnabled ジョブ スケジュールが有効であるかどうかを示す Boolean プロパティ値を取得または設定します。
パブリック プロパティ JobCount 参照先のジョブ スケジュールを必要とするジョブの数を取得します。
パブリック プロパティ Name オブジェクトの名前を取得または設定します。 (NamedSmoObject から継承されています。)
パブリック プロパティ Parent JobSchedule オブジェクトの親である Job オブジェクトを取得または設定します。
パブリック プロパティ Properties オブジェクトのプロパティを表す Property オブジェクトのコレクションを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック プロパティ ScheduleUid スケジュールの一意識別子を表す Guid を取得または設定します。
パブリック プロパティ State 参照先のオブジェクトの状態を取得します。 (SmoObjectBase から継承されています。)
パブリック プロパティ Urn オブジェクトを一意に識別する URN (Uniform Resource Name) アドレスの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック プロパティ UserData 参照先のオブジェクトに関連付けられたユーザー定義データを取得します。値の設定も可能です。 (SmoObjectBase から継承されています。)

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メソッド

  名前 説明
パブリック メソッド Alter Microsoft SQL Server インスタンス上での JobSchedule オブジェクトのプロパティに対する変更をすべて更新します。 
パブリック メソッド Create SQL Server のインスタンスで、JobSchedule オブジェクトによる定義に基づいてジョブ スケジュールを作成します。
パブリック メソッド Discover Object 型の一覧を検出します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック メソッド Drop() 参照先のジョブ スケジュールを削除します。
パブリック メソッド Drop(Boolean) 参照先のジョブ スケジュールを削除します。
パブリック メソッド EnumJobReferences スケジュールを参照するジョブの列挙された一覧を返します。
パブリック メソッド Equals (Object から継承されています。)
プロテクト メソッド FormatSqlVariant SqlVariant 型としてオブジェクトの書式を設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
プロテクト メソッド GetContextDB このオブジェクトに関連付けられているコンテキスト データベースを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
プロテクト メソッド GetDBName オブジェクトに関連付けられたデータベース名を取得します。 (AgentObjectBase から継承されています。)
パブリック メソッド GetHashCode (Object から継承されています。)
プロテクト メソッド GetPropValue SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
プロテクト メソッド GetPropValueOptional SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
プロテクト メソッド GetPropValueOptionalAllowNull SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
プロテクト メソッド GetServerObject SqlSmoObject オブジェクトのサーバーを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック メソッド GetType (Object から継承されています。)
パブリック メソッド Initialize() オブジェクトを初期化し、プロパティを強制的に読み込ませます。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック メソッド Initialize(Boolean) オブジェクトを初期化し、プロパティを強制的に読み込ませます。 (SqlSmoObject から継承されています。)
プロテクト メソッド IsObjectInitialized オブジェクトが初期化されたかどうかを確認します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
プロテクト メソッド IsObjectInSpace オブジェクトが孤立しているか、または SQL Server のインスタンスに接続されているかを確認します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック メソッド Refresh オブジェクトが次回アクセスされるときに、オブジェクトを更新し、プロパティを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック メソッド Rename ジョブ スケジュールの名前を変更します。
パブリック メソッド Script() SQL Server エージェント ジョブのスケジュールの再作成に使用できる Transact-SQL スクリプトを生成します。
パブリック メソッド Script(ScriptingOptions) スクリプト作成オプションで指定したとおりに SQL Server エージェント ジョブのスケジュールを再作成するために使用できる Transact-SQL スクリプトを生成します。
プロテクト メソッド SetParentImpl SqlSmoObject の親を newParent パラメーターに設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック メソッド ToString 参照するオブジェクトを表す String を返します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック メソッド Validate オブジェクトの状態を検証します。 (SmoObjectBase から継承されています。)

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イベント

  名前 説明
パブリック イベント PropertyChanged プロパティが変更されるときに発生するイベントを表します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック イベント PropertyMetadataChanged プロパティ メタデータが変更されたときに発生するイベントを表します。 (SqlSmoObject から継承されています。)

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明示的なインターフェイスの実装

  名前 説明
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.Discover 依存関係を検出します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.GetDomainRoot ドメインのルートを返します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.GetParent このオブジェクトの親を取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.GetPropertyType 指定したプロパティの種類を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.GetPropertyValue 指定されたプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.GetUrn オブジェクトの Unified Resource Name (URN) を取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.Resolve オブジェクトに関する情報を含むインスタンスを、オブジェクトの Unified Resource Name (URN) から取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.SetObjectState オブジェクトの状態を、指定した SfcObjectState 値に設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.SetPropertyValue プロパティの値を設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド ISfcPropertyProvider.GetPropertySet このオブジェクトのプロパティ セットへのインターフェイス リファレンスを取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。)

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説明

SQL Server エージェントを使用して、SQL Server エージェント ジョブ実行のスケジュールを設定できます。 ジョブの実行は、SQL Server エージェントが有効である場合にスケジュールできますが、ジョブのスケジュールは必須ではありません。 ジョブは、十分な特権を持つユーザーによって要求時に実行できます。 ジョブには複数のアクティブ スケジュールを設定できます。SQL Server エージェントはすべてのスケジュールを評価してジョブの実行時期を決定します。 JobSchedule オブジェクトを使用すると、次のような操作を実行できます。

  • SQL Server エージェント ジョブのスケジュールの作成

  • 既存の SQL Server エージェント ジョブからのスケジュールの削除

  • スケジュールの有効化、あるいは実行回数または実行頻度の調整による、ジョブ スケジュールの管理

JobSchedule オブジェクトのプロパティを取得または設定するには、MSDB データベースに対するデータベース ロール SQLAgentUserRole のメンバー、ジョブの所有者、または固定サーバー ロール sysadmin のメンバーである必要があります。

ジョブ スケジュールを作成するには、MSDB データベースに対するデータベース ロール SQLAgentUserRole、または固定サーバー ロール sysadmin のメンバーである必要があります。

ジョブ スケジュールを削除するには、MSDB データベースに対するデータベース ロール SQLAgentUserRole、または固定サーバー ロール sysadmin のメンバーである必要があります。

スレッド セーフ

この型の public static (Microsoft Visual Basic では Shared) のすべてのメンバーは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

使用例

SQL Server エージェントでの自動管理タスクのスケジュール設定

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

関連項目

参照

Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Agent 名前空間

その他の技術情報

管理タスクの自動化 (SQL Server エージェント)

sp_add_schedule (Transact-SQL)