次の方法で共有


AlertSystem クラス

AlertSystem クラスには、Microsoft SQL Server のインスタンスで定義されたすべての警告に関するシステム情報が格納されます。

継承階層

System.Object
  Microsoft.SqlServer.Management.Smo.SmoObjectBase
    Microsoft.SqlServer.Management.Smo.SqlSmoObject
      Microsoft.SqlServer.Management.Smo.NamedSmoObject
        Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Agent.AgentObjectBase
          Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Agent.AlertSystem

名前空間:  Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Agent
アセンブリ:  Microsoft.SqlServer.Smo (Microsoft.SqlServer.Smo.dll)

構文

'宣言
Public NotInheritable Class AlertSystem _
    Inherits AgentObjectBase _
    Implements IAlterable, IScriptable
'使用
Dim instance As AlertSystem
public sealed class AlertSystem : AgentObjectBase, 
    IAlterable, IScriptable
public ref class AlertSystem sealed : public AgentObjectBase, 
    IAlterable, IScriptable
[<SealedAttribute>]
type AlertSystem =  
    class 
        inherit AgentObjectBase 
        interface IAlterable 
        interface IScriptable 
    end
public final class AlertSystem extends AgentObjectBase implements IAlterable, IScriptable

AlertSystem 型は、以下のメンバーを公開しています。

プロパティ

  名前 説明
パブリック プロパティ FailSafeEmailAddress 警告通知でオペレーターが定義されていないか、対応可能なオペレーターがいない場合に通知する電子メール アドレスを取得します。値の設定も可能です。
パブリック プロパティ FailSafeNetSendAddress 警告通知でオペレーターが定義されていないか、対応可能なオペレーターがいない場合に通知する Net Send アドレスを取得します。値の設定も可能です。
パブリック プロパティ FailSafeOperator 警告通知でオペレーターが定義されていないか、対応可能なオペレーターがいない場合に通知する他のオペレーターを取得します。値の設定も可能です。
パブリック プロパティ FailSafePagerAddress 警告通知でオペレーターが定義されていないか、対応可能なオペレーターがいない場合に通知するポケットベル アドレスを取得します。値の設定も可能です。
パブリック プロパティ ForwardingServer 転送されたイベントを受信する Microsoft SQL Server のインスタンスを取得します。値の設定も可能です。
パブリック プロパティ ForwardingSeverity SQL Server の別のインスタンスに転送されるエラー イベントの最小重大度レベルを取得します。値の設定も可能です。
パブリック プロパティ IsForwardedAlways すべてのイベントを転送先サーバーに転送するか、または SQL Server の現在のインスタンスでイベント通知が定義されていないイベントのみを転送するかを示す Boolean プロパティ値を取得します。値の設定も可能です。
パブリック プロパティ Name オブジェクトの名前を取得または設定します。 (NamedSmoObject から継承されています。)
パブリック プロパティ NotificationMethod 緊急時のオペレーターへの通知に使用する通知方法を取得します。値の設定も可能です。
パブリック プロパティ PagerCCTemplate ポケットベルによる通知で、SQL Server エージェントが送信する電子メールの Cc: 行内の、送信されるテンプレート テキストを取得します。値の設定も可能です。
パブリック プロパティ PagerSendSubjectOnly ポケットベルによる通知で、SQL Server エージェントが送信する電子メールの Message: テキストを含めるかどうかを示す Boolean プロパティ値を取得します。値の設定も可能です。
パブリック プロパティ PagerSubjectTemplate ポケットベルによる通知で、SQL Server エージェントが送信する電子メールの Subject: 行内の、送信されるテンプレート テキストを取得します。値の設定も可能です。
パブリック プロパティ PagerToTemplate ポケットベルによる通知で、SQL Server エージェントが送信する電子メールの To: 行内の、送信されるテンプレート テキストを取得します。値の設定も可能です。
パブリック プロパティ Parent AlertSystem オブジェクトの親である JobServer オブジェクトの値を取得します。
パブリック プロパティ Properties オブジェクトのプロパティを表す Property オブジェクトのコレクションを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック プロパティ State 参照先のオブジェクトの状態を取得します。 (SmoObjectBase から継承されています。)
パブリック プロパティ Urn オブジェクトを一意に識別する URN (Uniform Resource Name) アドレスの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック プロパティ UserData 参照先のオブジェクトに関連付けられたユーザー定義データを取得します。値の設定も可能です。 (SmoObjectBase から継承されています。)

先頭に戻る

メソッド

  名前 説明
パブリック メソッド Alter SQL Server のインスタンスで、AlertSystem オブジェクトのプロパティに対する変更をすべて更新します。 
パブリック メソッド Discover Object 型の一覧を検出します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック メソッド Equals (Object から継承されています。)
プロテクト メソッド FormatSqlVariant SqlVariant 型としてオブジェクトの書式を設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
プロテクト メソッド GetContextDB このオブジェクトに関連付けられているコンテキスト データベースを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
プロテクト メソッド GetDBName オブジェクトに関連付けられたデータベース名を取得します。 (AgentObjectBase から継承されています。)
パブリック メソッド GetHashCode (Object から継承されています。)
プロテクト メソッド GetPropValue SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
プロテクト メソッド GetPropValueOptional SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
プロテクト メソッド GetPropValueOptionalAllowNull SqlSmoObject オブジェクトのプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
プロテクト メソッド GetServerObject SqlSmoObject オブジェクトのサーバーを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック メソッド GetType (Object から継承されています。)
パブリック メソッド Initialize() オブジェクトを初期化し、プロパティを強制的に読み込ませます。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック メソッド Initialize(Boolean) オブジェクトを初期化し、プロパティを強制的に読み込ませます。 (SqlSmoObject から継承されています。)
プロテクト メソッド IsObjectInitialized オブジェクトが初期化されたかどうかを確認します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
プロテクト メソッド IsObjectInSpace オブジェクトが孤立しているか、または SQL Server のインスタンスに接続されているかを確認します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック メソッド Refresh オブジェクトが次回アクセスされるときに、オブジェクトを更新し、プロパティを取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック メソッド Script() AlertSystem オブジェクトによって表される一連の情報を再作成するために使用できる Transact-SQL スクリプトを生成します。
パブリック メソッド Script(ScriptingOptions) AlertSystem オブジェクトによって表される一連の情報を、スクリプト作成オプションで指定したとおりに再作成するために使用できる Transact-SQL スクリプトを生成します。
プロテクト メソッド SetParentImpl SqlSmoObject の親を newParent パラメーターに設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック メソッド ToString 参照するオブジェクトを表す String を返します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック メソッド Validate オブジェクトの状態を検証します。 (SmoObjectBase から継承されています。)

先頭に戻る

イベント

  名前 説明
パブリック イベント PropertyChanged プロパティが変更されるときに発生するイベントを表します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
パブリック イベント PropertyMetadataChanged プロパティ メタデータが変更されたときに発生するイベントを表します。 (SqlSmoObject から継承されています。)

先頭に戻る

明示的なインターフェイスの実装

  名前 説明
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.Discover 依存関係を検出します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.GetDomainRoot ドメインのルートを返します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.GetParent このオブジェクトの親を取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.GetPropertyType 指定したプロパティの種類を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.GetPropertyValue 指定されたプロパティの値を取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.GetUrn オブジェクトの Unified Resource Name (URN) を取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.Resolve オブジェクトに関する情報を含むインスタンスを、オブジェクトの Unified Resource Name (URN) から取得します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.SetObjectState オブジェクトの状態を、指定した SfcObjectState 値に設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IAlienObject.SetPropertyValue プロパティの値を設定します。 (SqlSmoObject から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド ISfcPropertyProvider.GetPropertySet このオブジェクトのプロパティ セットへのインターフェイス リファレンスを取得します。このメンバーをコード内で直接参照しないでください。このメンバーは、SQL Server インフラストラクチャをサポートしています。 (SqlSmoObject から継承されています。)

先頭に戻る

説明

スレッド セーフ

この型の public static (Microsoft Visual Basic では Shared) のすべてのメンバーは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

使用例

SQL Server エージェントでの自動管理タスクのスケジュール設定

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

関連項目

参照

Microsoft.SqlServer.Management.Smo.Agent 名前空間

その他の技術情報

管理タスクの自動化 (SQL Server エージェント)

sp_add_alert (Transact-SQL)