FORMAT 関数

指定された書式に従って値をテキストに変換します。

構文

FORMAT(<value>, <format_string>)

パラメーター

項目

定義

value

単一の値に評価される値または式。

format_string

書式設定テンプレートを持つ文字列。

戻り値

format_string の定義に基づいて書式設定された、value が含まれた文字列。

重要

value が BLANK() の場合、この関数は空の文字列を返します。

format_string が BLANK() の場合、値は値の型に応じて "General Number" または "General Date" の書式に設定されます。

説明

format_string パラメーターの使用方法については、以下の適切なトピックを参照してください。

書式設定の対象

手順

数値

定義済み数値書式を使用するか、ユーザー定義の数値書式を作成します。

日付と時刻

定義済み日付/時刻書式を使用するか、ユーザー定義の日付/時刻書式を作成します。

事前に定義されたすべての書式設定文字列では、結果の書式設定時に現在のユーザー ロケールが使用されます。

注意

DAX FORMAT 関数への引数としてサポートされている書式設定文字列は、.NET Framework で使用する書式設定文字列ではなく、Visual Basic (OLE オートメーション) で使用する書式設定文字列に基づいています。したがって、引数が定義済みの書式設定文字列に一致しない場合、予期しない結果またはエラーが発生することがあります。たとえば、"Percent" の省略形である "P" はサポートされていません。FORMAT 関数の引数として指定した文字列が、定義済みの書式設定文字列の一覧に含まれていない場合は、カスタム書式設定文字列の一部または文字列リテラルとして処理されます。

この DAX 関数は DirectQuery モードでは使用できません。 DirectQuery モデルの制限の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=219172 を参照してください。

関連項目

参照

FORMAT 関数の定義済み数値書式

FORMAT 関数のカスタム数値書式

FORMAT 関数の定義済み日付/時刻書式

FORMAT 関数のカスタム日付/時刻書式

VALUE 関数