メタデータの管理

Sync Framework では、レプリカおよび項目に関する情報がメタデータによって表されます。この情報は、同期を可能にするために各レプリカが保持するナレッジを追跡する目的で使用されます。通常、メタデータの管理はすべて、プロバイダによって行われます。ただし、項目ストアの種類やプロバイダの実装によっては、レプリカ上でメタデータに関連して実行される一部のタスク (廃棄標識のクリーンアップなど) を、プロバイダとは別のコンポーネントとして実装した方がよい場合もあります。

メタデータの詳細

  • メタデータの要件
    同期対象の各項目に必要なメタデータと、各レプリカに必要なメタデータについて説明します。
  • フレキシブル ID
    フレキシブル ID (グローバル ID など) の作成方法と使用方法について説明します。
  • 同期バージョン
    項目のバージョンを追跡するバージョン構造体について説明します。
  • 廃棄標識の管理
    レプリカ上の廃棄標識を管理する方法について説明します。廃棄標識がクリーンアップされた場合に発生する可能性のある問題に対し、作成バージョンおよび忘れられたナレッジがどのように役立てられているかについても説明します。

参照

その他のリソース

Microsoft Sync Framework