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ISyncKnowledge インターフェイス

レプリカの項目ストアに関するナレッジを表します。

構文

interface ISyncKnowledge : IUnknown

メンバー

ISyncKnowledge メソッド

説明

ISyncKnowledge::GetOwnerReplicaId

このナレッジを所有するレプリカの ID を取得します。

ISyncKnowledge::Serialize

ナレッジ オブジェクトのデータをバイト配列にシリアル化します。

ISyncKnowledge::SetLocalTickCount

このナレッジを所有するレプリカのティック数を設定します。

ISyncKnowledge::ContainsChange

指定された項目の変更がこのナレッジで認識されているかどうかを示します。

ISyncKnowledge::ContainsChangeUnit

指定された変更単位の変更がこのナレッジで認識されているかどうかを示します。

ISyncKnowledge::GetScopeVector

ナレッジに含まれる変更を定義する、クロック ベクターを取得します。

ISyncKnowledge::GetReplicaKeyMap

このナレッジに関連付けられている IReplicaKeyMap オブジェクトを取得します。

ISyncKnowledge::Clone

このオブジェクトの新しいインスタンスを作成し、このオブジェクトのデータを新しいオブジェクトにコピーします。

ISyncKnowledge::ConvertVersion

他のレプリカのバージョンを、このナレッジを所有するレプリカと互換性のあるバージョンに変換します。

ISyncKnowledge::MapRemoteToLocal

他のレプリカのナレッジ オブジェクトを、このナレッジを所有するレプリカと互換性のあるナレッジ オブジェクトに変換します。

ISyncKnowledge::Union

指定されたナレッジを現在のナレッジと結合します。

ISyncKnowledge::ProjectOntoItem

指定された項目に関するナレッジを取得します。

ISyncKnowledge::ProjectOntoChangeUnit

指定された変更単位に関するナレッジを取得します。

ISyncKnowledge::ProjectOntoRange

項目 ID の指定された範囲に関するナレッジを取得します。

ISyncKnowledge::ExcludeItem

指定された項目に関するナレッジをナレッジから削除します。

ISyncKnowledge::ExcludeChangeUnit

指定された変更単位に関するナレッジをナレッジから削除します。

ISyncKnowledge::ContainsKnowledge

指定されたナレッジがこのナレッジで認識されているかどうかを示します。

ISyncKnowledge::FindMinTickCountForReplica

指定されたレプリカのナレッジで最小ティック数を検索します。

ISyncKnowledge::GetRangeExceptions

ナレッジに格納されている IRangeException オブジェクトを列挙できるオブジェクトを取得します。

ISyncKnowledge::GetSingleItemExceptions

ナレッジに格納されている ISingleItemException オブジェクトを列挙できるオブジェクトを取得します。

ISyncKnowledge::GetChangeUnitExceptions

ナレッジに格納されている IChangeUnitException オブジェクトを列挙できるオブジェクトを取得します。

ISyncKnowledge::FindClockVectorForItem

指定した項目 ID に関連付けられているクロック ベクターを取得します。

ISyncKnowledge::FindClockVectorForChangeUnit

指定した変更単位 ID に関連付けられているクロック ベクターを取得します。

ISyncKnowledge::GetVersion

このナレッジ構造のバージョンを取得します。

説明

新しい ISyncKnowledge オブジェクトを取得するには、まず CLSID_SyncServicesIID_IProviderSyncServiceCoCreateInstance 関数に渡して、IProviderSyncServices オブジェクトを作成します。次に、IProviderSyncServices::CreateSyncKnowledge を使用して、ナレッジ オブジェクトを作成します。

ナレッジの単一表現はありません。等価なナレッジでも、表現の形式が異なっていることが原因で、GetScopeVectorGetRangeExceptionsGetSingleItemExceptionsGetChangeUnitExceptions などのナレッジ検査メソッドで異なる値が返される場合があります。

要件

ヘッダー : Synchronization.h

関連項目

その他の技術情報

Sync Framework のコア コンポーネント